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アンケート実施中! 物書きのプロアマのみなさん、手書きってどうなの? 創作大調査【ぺんてるシャー研部×ポプラ社コラボ企画】

はじめに

作家さんが小説を書いている様子って、どんなイメージをお持ちでしょうか?
万年筆を片手に原稿用紙と向き合い、頭を掻きむしったあげく原稿用紙をくしゃくしゃに丸めてゴミ箱に投げ捨てる……

なーんてことは、この令和の時代には少なくなりました。

もちろん手で書かれている作家さんもいらっしゃいますが、パソコンやポメラなどで打ち込まれる方がほとんどで、完成した原稿データはメールの添付ファイルで送られてきます。
原稿の設計図ともいうべきプロットもデータで送られてくることが多く、私たち編集者もそのことに対して疑問を持ったりしませんでした。

そんなある日、noteの取材で作家さんにインタビューしていた時に、こんな話がでました。

鷹山 私は構成を手書きで書くんですけど、初校のゲラをやりながら二回くらい書き直して整理しましたね。
 え、手書きなんですか!? 
鷹山 やはり話の全体像を一枚の紙で見たいんです。どこで何が起きるかを確認して、どこを変えればどこと繋がるか……を整理するために、手書きで書いてます。

プロットに至るまでの構成は手書き(ちなみにシャープペンらしい)だと聞いて、少し驚いたことを覚えています。
前述の通り、パソコンのキーボード打ち込みが主流の昨今。
取材メモなどは手書きのこともあるでしょうが、構成を全部手で書いているとは考えもしなかったからです。

その数日後。

とある別の作家さんとお話していた時に、こんな話が出ました。
「一番最初のアイディアをまとめたりする時は、手書きでざーっと書いてまとめるんです」
(ちなみにシャープペンらしい)

またもや、手書き?
これは偶然の一致と片づけてよいものなのでしょうか。


アイディアをまとめたり、整理したり。
そのような創作の「原点」はどのようなツールで生み出されているのか、作家さんに伺ったこともありませんでしたが、もしかしたらいまだに手書きの人も多いのかもしれません。
だとしたら、「手で書くこと」と「創作」にはなにか関連性があると言えるのかも……?

これはもしかすると、いろんな作家さんが、どんなツールでアイディアを整理したり、執筆をしたりしているのか、大アンケートを取ってみたら、とっても面白いのでは?

創作に答えはないので、そこから明確な答えが導き出されるわけではないでしょうが、意外と興味深い統計がとれるかもしれない……。
そしてその結果と検証を公開できれば、書き手の人の創作活動に何か役に立てるかもしれない……。

そんなことを、思いついてしまったのです。

コラボ企画、やります!

でも、せっかく面白そうな企画なので、ポプラ社一般書通信だけでやるのはもったいない。
そこであるnoteアカウントさんと「コラボ企画」として実施することにしました。
それは、

ぺんてるシャープペン研究部

シャープペンのパイオニアとして、シャープペンの魅力を日々発信している、ぺんてるさんの素敵なアカウントです。

作り手の方々のシャープペンへの熱い思いや、実は知らなかったシャープペンの歴史など、シャープペンの魅力を味わい尽くせる記事が満載。

ポプラ社一般書通信の中の人も大の文房具好き。とりわけサイドノック式シャープペンが大好きな一人として、この記事には胸が熱くなったものでした。


筆記具について知り尽くし、深い愛をお持ちのぺんてるシャープペン研究部さんと一緒に企画が実施できれば、「手で書く」という部分を、より深掘りできるのではないだろうか。
そう思っておそるおそるご相談してみたところ、「面白そうですね、ぜひやりましょう!」と素敵なご返事が!
かくしてコラボ企画が実施できることになりました。

企画開催にあたって、ぺんてるシャープペン研究部さんから熱いコメントもいただいたので、ぜひご一読ください。

今回ポプラ社さんよりお声がけをいただいた際に「出版社がシャー研に一体なぜ!?」と部員一同喜びのザワつきがあったのですが、聞けば某作家さんがシャープペンで原稿の構成を書いているとのこと…。ふむふむ、それは興味深い。シャー研としてこれは深掘りせねばなるまい!と研究部魂がメラメラと燃え上がり、今回の企画が実現しました。デジタル時代になぜあえて“手書き”を選ぶのか、手書きの価値とは一体どこにあるのだろうか…などなど、出版社と文具メーカーという業種は違いながらも「文字」で繋がっているわたしたち二社にとっては何か発見があるのではと思っています。このコラボからどんなモノが生まれるのか、そして、みなさまにどんな手書きの魅力がお伝えできるのか、ポプラ社さんと一緒に紐解いていけたらと思っています。楽しみにしていてください!

文具メーカーと出版社という異業種タッグでどんな発見があるか、今からとてもわくわくしています。

というわけで、ぺんてるシャープペン研究部×ポプラ社一般書通信で行うアンケート企画。

<物書きのプロアマのみなさん、手書きってどうなの? 創作大調査>

スタートいたします!

アンケートご参加の手順


■アンケート対象者
プロアマ問わず(同⼈も含む)⼩説を執筆されたことがある⽅

■アンケート回答⽅法
下記URLからオンラインアンケート(3分程度)にお答えください。
ペンネームや無記名での回答も⼤丈夫ですので、お気軽にご参加ください︕

▼アンケートフォーム(こちらのフォームからご参加ください)

※いただいたアンケートのコメントは、結果発表の記事で掲載させていただくことがあります。ご了承ください。

■アンケート締め切り
締切︓2020年12⽉15⽇(⽕)23:59まで

アンケート結果は、後⽇ポプラ社一般書通信とシャー研部noteで発表させていただく予定です。

「アイディア整理から執筆まで、全部パソコン!」
「やっぱり原稿用紙に万年筆でしょ」
「メモ帳にがーっとシャーペンで書くのが好き」
「タブレットでプロット整理がいちばんはかどる」
などなど……

書き手のみなさんが「何を使って」物語を産み出しているのか、ぜひ教えて貰えると嬉しいです。
たくさんのご参加お待ちしております!


(▼ぺんてるさんのコラボ記事も良かったらお読みください!)


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