「扉」 詩作048

小雪が舞う
出張先の
午後8時
疲れ切って
ホテルに入る
少し休んで
いつもの
BARへ

少し重い扉を
ゆっくりと開け
案内されて
椅子に座り
水割りを頼む

特に会話を
するわけでもなく
飲みたいお酒を
何杯か
作ってもらう

それだけで
疲れは
霧散し
明日への
活力となる

いいなと思ったら応援しよう!