映画を観ようと思う。「INTERSTELLER」
観たいと思った映画を観たい時に観ていく映画鑑賞メモです。
先日、Amazonプライムで「INTERSTELLER」を観たので、感想など。ネタバレ…あるかもしれません。
クリストファー・ノーラン祭り開催中‼
2014年公開の映画です。クリストファー・ノーラン監督の新作「TENET」日本公開(9月18日)を控え、現在各地のIMAXシアターで「INTERSTELLER」のリバイバル上映が行われています。
そうなんだよなぁ…ほんとはIMAXで観たかった~泣
地元の近くにあったIMAXシアターは諸事情により閉館。
県境を越えて移動せねばIMAXでの鑑賞は叶わないのです( ;∀;)
このご時世、近隣映画館ですら「ニューノーマルスタイル」での鑑賞になるのに、県境を越えての映画鑑賞は…さすがに憚られます。
そんな中、日本での「TENET」公開が決まったという報せと、それに合わせて「クリストファー・ノーラン祭り」を開催しちゃう!っていうのを聞いて
『みんなクリストファー・ノーラン好きだよな~』
…っていう自分こそ大好きっていうねw
そんなわけでAmazonプライムでも「INTERSTELLER」が再び配信中です。
写実主義だから。
お話自体はSF、しかもめちゃめちゃ高度な理論と情報に裏付けられたプロット(ノーベル物理学賞受賞者の先生が科学監修)なのでハイパー文系☆の私は目がテンになりながら必死で食らいついて観ました。
もう観るの4回目くらいなのに…
未だに「( ,,`・ω・´)ンンン?ちょっとまった!」ってなっちゃうのが悲しいやら面白いやらで、ついリピートしてしまうという。
巻き戻して観られる、AmazonプライムありがとうW
気候変動や疫病によって地球規模の食糧危機が訪れている近未来=主人公曰く「地球から出ていけと言われている状態」の人類が、引っ越し先となる別の惑星を探しにいく、というストーリーです。
人類滅亡の危機が迫る地球の情景も、宇宙やその航海の様子も全部リアル。
いや、近未来の地球も宇宙も知らんけど。
宇宙に出てからの描写はともかく、冒頭の食糧危機に瀕している地球での生活部分は「あー、人間てこういう感じに環境に適応していくんだなぁ。」となんか納得出来ちゃう。妙にリアル。
私の僅かな知識を総動員してフル活用した想像力で十分共感できるその描写はフィクションながら超写実主義。結局、クリストファー・ノーランの「写実オタク力(りょく)」にいつもやられるんだな~。
難解なので何回もw
そんなこんなで、頭ぐるぐるしながら観ていくと「難解な物理学の分厚い解説書」を読んでる気分になってしまうのですが、実のところ最終的に証明を求められない、究極の命題は「人間同士(家族、恋人etc.)の間に存在する”愛”は何故感じ取れるのか」。
とことんまで科学を突き詰めるとそこ(愛)に行きつく、なんて。
うん、やっぱりそうだよね。愛よ。愛。とか、ちょっと安心したりしてw
ガルガンチュア(ブラックホール)の中、人知を超えた領域に人間が飛び込んだらどうなるん?人間(という固体)としてそこに存在してられるの?とかハイパー文系☆なりにいろいろ巡らせながらクライマックス。
観終わると難解で歯ごたえありつつ、意外に普遍的なところに結末が落ち着くので「正の感情」で締めくくられる気がします。
だから結局何回も観ちゃうんだよ~。クリストファー・ノーラン。
あ、似た感じでやっぱり何度も観ちゃう、クリストファー・ノーラン監督作品「Interception」もAmazonプライムで絶賛配信中。
「TENET」は大打撃を喰らった映画と映画館文化にとって、復活の狼煙になる作品だと思います。作品そのものも楽しみなのですが、映画館に行って映画を観る、っていう体験をまた出来ると思うと…ワクワク🎵ウルウル😢
やっぱり映画は映画館で観よう‼ね!