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自分のカラダに正直になること

社会人になって4年目の終わる頃まで、これまで無理をしても仕事優先の生活を過ごしていました。がしかし、突然その考えが反転するような出来事が起こりました。

突然の体調不良に襲われた日
それは突然のできごと。先日、通勤途中に体調を崩しそのまま会社を休みました。今まで風邪やインフルエンザを理由に会社を休んだことはありましたが、”体調不良”で自分の身体のコントロールがいかなくなり、休むのが今回が初めてでした。

振り返ると、会社が繁忙期で業務的には忙しい時期ではありましたが、これまでもっと遅くまで働いていた時期もあったし、つらい、しんどいという自覚は全くありませんでした。それが突然、からだが急に重くなって、言うことをきかない。ホームのベンチに座りながら、ただ動けるようになるまで耐えるしかありませんでした。

診断結果はPMS
原因不明は気持ち悪かったのでそのまま病院へ。そこで診断されたのは女性特有の月経前症候群、いわゆるPMS(premenstrual syndrome)でした。月経前、3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失するものではありますが、私の場合は月経1日目に倦怠感と腰痛、眠気、集中力の低下という症状がありました。

正直、年齢を重ねて25歳くらいからしんどくなってきたなという実感はありましたが、これまで市販の薬にたよることもなく、時期さえ乗り切ればまったく仕事にも支障はありませんでした。なのに、なぜ・・・戸惑いしかありませんでした。

担当の先生に言われたこと
先生からは有効な治療法としてピル治療を勧められました。ほかにも漢方薬の処方も提案されましたが、こちらは効果は人それぞれとのこと。自分のカラダに今まで無頓着過ぎて、まさかこういう状況になるとは1ミリも考えていなかったので、頭が真っ白になりました。結論として出した答えは、すぐに薬にたよらず、もう少し自分のカラダと向き合うこと。

この先、女性であれば月に1度はこの症状と向き合わなければいけない不安もありますが、まずは自分のカラダと向き合い、じっくり先のことを考えよう、と決めました。症状や状況がわかれば周囲にきちんと伝え、必要であれば助けを求める状況も作れると思ったからです。もちろん、向き合うだけではなくちゃんと定期検診にも足を運んでいこうと思いました。

自分のカラダと向き合う大切さ
もうすぐ社会人5年目。これまで仕事を優先させるのが当たり前、しんどくても気持ちで乗り切るという気持ちで走り続けていました。ただ、今回の件で自分のカラダをちゃんと向き合い、大切にした上で仕事をすることの方がよっぽど大事だなと改めて感じました。

最近では、疲れを感じたら湯船に浸りながらマッサージしたり、寝る前にスマホを見る時間を減らし、クラシックを聴きながらベッドでゆっくり過ごしたりと、自分のカラダをケアする術を身につけています。自分のカラダの不調は自分が1番よくわかっていますからね。まずはカラダの声に耳を傾けていきたいと思います。


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