人生の葛藤は続くよ、どこまでも
今日は久しぶりに有給休暇。ちょっと時間が空いたので、過去の自分の日記を見返したところ、今も昔も悩んでいることもがあんまり変わらなくて、笑いました。たぶん、「どうやって女性らしくこの世界を生きていくか」は私の人生のテーマなんだと思います。
ちょっと面白かったので、4年前に自分が書いた日記(2016.11.27)をここに綴ります。※長文です
"今日は、久しぶりに日記を書きます。
まず、最近感じたことは理屈だけじゃうまくいかないってこと。これは、ウッディ・アレンの「マジック・イン・ムーンライト」という映画を観ていて感じたことで、論理的に考えている主人公が結局は非論理的な感情だけでヒロインと結ばれるのを観たときに思ったこと。
すべての出来事に、理由なんて要らないし、嘘から生まれる幸せなことって世の中たくさんあると思うんだ。すべて正直なことが正しいとも言いがたい…。人を幸せに出来る嘘ならばそれは許されるんじゃないかな。
私は、どうしても自分に嘘をつくのがきらいで、職場とプライベートが割り切れなかったり、化粧した顔が変わってしまうのも許せなかったんだけど、
結果として人とうまくやる為の手段であれば、その手段は許してもいいんじゃないかな。
それと、将来の夢の話。そんなに大きな夢って要らないと思うの。私の夢は幸せな家庭を持つことで、その為に仕事も頑張るし、女性的な魅力も頑張りたいし、社会の為に役に立つこともしていきたいし、それ以外に何も望んでいないし。
××さんが言っていた自分の為に働くことは綺麗ごとじゃない。結果として、自分の為になるけれど、それが会社の為になり、社会のためになれば皆ハッピーなんだと思う。だから、会社の為にとか考えていたときよりかは自分を大切に出来るし、なにより今生きることを大切に出来ると思うんだ。
ちょっと前までの私は、どうせ死ぬんだから適当に生きたって結果は同じだくらい悲観的で、何に対してもやる気が起きなくて、本当に心が死んでいた。だけれど、自分にもいいところがあることにやっと気がついた。まず、社会に対して興味があること、世間の意見に流されずに自分の意見を持っていること。2つめは、相手を変えるには自分が変わらなきゃということを知っていること。3つめは、愛されて育ったから、人を愛することを知っていること。
これは、誰かと一緒に何かをやり遂げたいときに必要な要素だと思うし、これからも大切にしたい。それが自分という証になるし、他の人には持っていない自分の良さ、強みになる。昔は、狭い価値観の中でしか生きられなかったけれど、大人になっていけば色んな意見の人がいて、自分の価値観を信じ続けて誰に否定されるわけでもなくやっていける。それは、裏を返せば人と全く同じ価値観なんてないから、どれが正解というものはない。
たまに、他人がうらやましくて仕方なくなるけれど、いくらうらやましがってもそれは手に入らない。それよりかは、自分の出来る範囲でやった方が数倍効率が良い。
それと、いくら考えたって自分の中からは何も出てこない。自分を変えたいと思うならまずその環境から変えていかない限り何も始まらない。やる気なんて、やっていくうちについていくはずだし、ましてやりたいことなんてやらないうちから見つかるはずもない。だから、いまあれこれ将来について悩んでいるのであればとにかく自分で動いてみるのが大切。
寝てばかりの環境がいやならば、なにか動ける習慣を取り入れればいいし、
お金が貯まらないのならば、お金を管理するように動くしかない。そうやって自分の環境をじぶんでコントロールするところから始めなければ。
さあ、こうしてわかったのならば始めよう。
自分の人生を生きる、第2章の幕開けだ。”
映画で感じたことと、職場で嫌なことがあったことを感情のままに書いているのが青いな…という感じですが、このときの葛藤や苦しみがあったからこそ、今こうしてちょっとずつ良い方向へと歩んでいる気がします。たぶんこれからも人生の葛藤は続きますが、確実に一歩一歩前へ進んでいるんだなと実感出来ました。不安を感じること自体は悪いことではない、辛いときは吐き出してもいい、昔の自分から学び直したことでした。
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