じいちゃんの骨董品屋
遠い昔、私の実家は祖父が骨董屋を営んでいた。
お店の囲炉裏テーブルの前に座って鉄瓶でお湯を沸かし、よくキセルをくわえていた。
花の慶次が出る前の話だと思う
場所は今は世界遺産の中尊寺の真ん前
古臭い埃のかぶった古道具、子供心にこんなの買う人いるのかなぁーと思うぐらいお客さんは来なかった。。。
古いものは子供の頃嫌いだったのに、歳をとるにつれて昔の物はいいなぁ〜と思う。
じいちゃんの趣味だとは思うけど、亡くなった後は母も後を継いでやってたな〜
母が年でお店辞めるとき、私たち兄妹に1点ずつ記念にと能面を貰ったけど、とても飾るには怖すぎる。。。夜トイレ起きた時とかドキッ‼として。悪いけど終いっぱなし。
目の前の広場には弁慶の墓がこんもりとあって、子供の頃はよく上に登って遊んだりしていた。お墓に登るとバチが当たると誰かに言われてた気がする。
もうそのお店も無くなり思い出だけが残っている
懐かしいな〜