台湾政府が国民にお年玉を配るんだって!
最近の台湾のビッグニュースです!
2023年を迎えましたが、台湾の伝統的な年越しはまだですね。
今年の休みは10日間もあるので、楽しみにしています。
さて、テーマにあるお年玉って、一体どういうことでしょうか。
実は去年、台湾政府が徴収した税金が予想より4500億元多くなっています。
「超徵稅(chāo zhēng shuì)」と言い、逆だと「短徵稅(duǎn zhēng shuì)」と言います。
毎年、政府はどのくらい税金がもらえるかを予想しています。
それから、どこに何に使うかをアレンジするのです。
毎回ピッタリ予測できるわけじゃないので、「超徵稅」「短徵稅」が出てくるのです。
上の図の通り、2020年にはコロナの影響で、会社や、クビになった人への補助金だったり、税金の免除だったりがあり、予想を下回る結果となりました。つまり「短徵稅」になったということです。
しかし、去年は台湾の大手企業がすごく頑張ってくれたおかげで、増収増益となり、会社の営業所得税が大幅に成長したのです。
そこでなんと、4500億元の中の1400億元を一人ずつ6000元国民に与えるという策が出てきたのです。
みんな嬉しいだろうと思いきや、他の声もありました。
それは、現金の方がいいのでは?といったような。
ここ2、3年、コロナの影響で、経済が落ち込んでいました。去年、経済を活性化させるために、「消費券(xiāo fèi quàn)」という代金券や、旅行補助などがありました。それを作るためにコストがかかりましたが、期限があり、使わないと無駄になることから、8割以上使われたという良い結果となりました。
しかし、現金だと、使わずに貯める人もいるかもしれません。そうなると、景気にあまり刺激を与えられないのではという疑問が生じました。
まだまだいろんなディスカッションがあるのですが、
みなさんどう思いますか?
わたしも条件付きの消費券や、補助などがいいと思います。
あまり買い物に行かないタイプなので、
つい貯金してしまうかもしれません。
消費券だと、使うしかないから、何を買おうかと考えるようになります。
でも、やっぱり年末年始にお金がもらえると普通に嬉しいです😄