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【実体験】「いじられキャラ」と「いじめ」は紙一重

こんにちは。
令和の働き方コーチ ぷーやんです。

今回は
「【実体験】「いじられキャラ」と「いじめ」は紙一重」
というテーマでお話したいと思います。

「私はいじられキャラです。」
という方いませんか?

もしくは、あなたの周りにいつもいじられてるなー、
という方いませんか?

僕は学生時代(プラス新卒で入った会社の同期の間でも)
生粋のいじられキャラでした。

当時は「いじられることが自分の価値なんだな」と思っていましたが、
同時に強烈な生きづらさも感じていました。

時にはその「いじり」がエスカレートして
人前で罵倒されたり笑いのためにイヤイヤ身体を張らなきゃいけなかったり

僕は過去を振り返って思ったんです。
「これってある種のいじめじゃないか?」と。

具体的にどんないじり(≒いじめ)をされてきたのかは後述しますが、
僕は自分の人生や学生時代を振り返ってみて

僕のようにいじられキャラが原因で生きづらさを感じていたり、
自分に自信がなくなってしまう方ってたくさんいらっしゃるのかな
と思っています。

なので、そんな生きづらさを感じている「いじられキャラ」の方に向けて、
今回は僕の実体験や感じてきたことを織り交ぜながら
「どうすれば生きやすくなるか?」ということをお話したいと思います。



「いじり」は「いじめ」?


まず、そもそも僕がなぜ今回のnoteを書こうと思ったのか。
きっかけとなる1つの記事がありました。

こちらは法務省のHPにアップロードされていた記事で、
兵庫県の中学2年生が書いた記事になります。

内容を一部抜粋すると、

「いじられキャラ」はけして「愛されキャラ」ではなかったのである。私は「いじめ」と「やりすぎたいじり」は同じだと思うが,私は「やりすぎたいじり」の方が恐ろしいことだと思う。それは仲の良い友達にされるからである。嫌われたくない思いがあるから,嫌と言えないし助けを求められないのだ。

法務省HPより  尾﨑 七星 「いじり」は「いじめ」

これ読んだ時、めちゃくちゃ共感したんですよね。
過度ないじりって、一歩間違えるといじめに発展する可能性が非常に高い。

実際、僕が学生時代のときに体験したいじりを軽く紹介すると、

  • 身体のコンプレックスをクラスで大声で罵倒される

  • 自分の所有物をよく隠される(筆記用具、体操着など)

  • ノートなどモノに落書きされる

  • 女性とやり取りしていた内容を全てクラスメイトにバラされる

  • 意図的に仲間外れにされる

  • 誰もいない教室に閉じ込められる

  • 殴る、蹴るなど暴力行為を日常的にされる

とまぁ、今思い返せば「これはいじめだろう」というものまで
様々ないじりを受けてきました。

さらにいじられキャラの厄介なことをお話すると、
いじられキャラが定着するとよくいじってくる奴だけではなく
そのコミュニティにいる他のメンバーまでいじってくることなんですよね。

「こいつになら何をしても(言っても)いいだろう」
という空気がコミュニティの中で形成され、
コミュニティ全体からナメられる、という状況になってしまうのです。

だから、コミュニティ全体からナメられることで
いざ自分が助けを求めても「お前そういうキャラだろ?」
という空気になり誰も手を差し伸べてくれず、

結果過度にいじられるキャラを抜け出せない、
という悪循環に陥ってしまうのです。

僕はまさに前述したパターンで、

「お前はつまらないんだからいじられているだけ感謝しろよ?」
といじられキャラから抜け出せず、
頼れる人もほぼいないので非常に生きづらさを感じていました。

このような方、非常に多いんじゃないでしょうか?

特にいじられキャラになってしまう方は
「嫌われたくない」「喧嘩したくない」
と心の優しい方が多く、嫌だということがなかなかできないケースがほとんどです。

じゃあ、どうすればいいのか?
僕が実践してきたことも踏まえて解決策をお話したいと思います。

「いじられキャラ」を脱却するための秘策


「いじられキャラ」を脱却するための秘策は
大きく分けて3つあります。

①素直に「嫌だ!」と声を大にして言う

1つ目は正攻法ですね。
素直に「嫌だ!」と大きな声で言うこと。

「やめて」と軽く伝えるだけでは効果がありません。
「いい加減にしろ!」と感情を爆発させて
いじられることが嫌だということを伝えることで効果を発揮します。

こう聞くと、
「嫌われたらどうしよう」「孤立しないかな」
と思う方がほとんどだと思います。僕もそうでした。

でも実際振り返ってみて思うのが、
過度にあなたをいじってくる人で
あなたを本気で信頼している、好きな人なんて1人もいないんです。

いじってくる人はみんな、
自分が人をいじれることで上位の存在である、ということを
周囲に知らしめたいだけなんです。要は承認欲求の塊なんです。

そんな自分を大きく見せたいだけの人に
あなたは「嫌われたくない」と本気で思いますか?

これは僕の話ですが、
学生時代にいじってきた人で今も交流のある人は1人もいません。
みんなコミュニティの中で優位に立ちたいがためにいじっているんです。

そう考えると、そんな承認欲求の塊の奴らに嫌われることなんて
いじられず快適に過ごせるようになる未来のことを考えたら軽い話なので
思い切って「嫌だ!」と本音をぶつけましょう。

②環境を変える

2つ目は少し大きなアクションになりますが、
過度にいじられて人権すら保証されていないような環境から離れることで
自分のキャラクターをリセットすることができます。

特に社会人の方は、
転職するなどして環境を変えることでいじられキャラから脱却できた、
という話をよく聞きます。

※社会人になってまで過度にいじってくる奴は
それはそれで社会人としてどうかと思いますが、、、

「環境を変えてもいじられキャラはいじられキャラだろ?」
という意見もあるかもしれませんが、全然気にすることはありません。

あなたをフラットな目線で見てくれて
ちゃんとあなたの良さを理解してくれる人・コミュニティは
必ずあります。

むしろ他人をいじったり貶すことが常態化しているコミュニティは
他人を蹴落とすことでしかのし上がることのできない
異常な環境だと思うのでさっさと逃げたほうがいいです。

③第三者を頼る

3つ目は①②でも変えることのできなかった、
もしくはそんな大胆な行動できないよ!という方のための手段です。

学生のいじめ(いじられ)に関しては相談窓口があるというのを
皆さんご存知だと思いますが、

実は社会人のいじめ(いじられ)に関する相談窓口もあります。
以下のページで各種お悩みに沿った相談窓口が設けられています。

ここで重要なのが「必ず第三者に相談する」ということです。

基本的に今回記載したようないじられ(いじめ)は
学校の先生や職場の上司など近しい人に相談するのは
決しておすすめしません。

なぜなら、ほとんどの確率で取り持ってくれない。
あなたがいじられている風景を見て

「お前嫌そうじゃないじゃん?」
「あんなのいじめじゃなくない?我慢しなよ。」
と軽く受け流されてしまうんですよね。

実際僕も学生時代にいじられていたことを先生に相談しても
「こんなのいじめじゃない」と受け流されましたし、

いじってくる本人を呼んでも
「そんなつもりでやってないです。彼は友だちだから」
と僕が嫌がっていることの自覚すらないんですよね。

というか先生や職場の上司は、
自分のコミュニティでいじめがある事実を絶対に認めたくないんですよ。

ハラスメントにうるさい今の世の中で
自分のコミュニティでいじめなんて発覚したら大問題ですから。
責任に問われるのは先生や上司なので、嫌でも隠したいんです。

だから、絶対に第三者に相談すること。
そうすれば親身になって相談にも乗ってくれますし、
的確な解決策も提示してくれます。

是非活用してみてください。

最後に


さて、いかがだったでしょうか?

今回は
「【実体験】「いじられキャラ」と「いじめ」は紙一重」
というテーマでお話しました。

いつもと異なるテーマでお話しましたが、
このように社会の中で「生きづらさ」を感じている人は
たくさんいらっしゃると思います。

僕は普段適応障害やうつ病などをテーマにnoteを書いていますが、
むしろ今回書いたようないじられ(いじめ)が原因で
適応障害・うつ病になってしまう人も少なくありません。

だから適応障害・うつ病のような
精神的に大きなダメージ・傷を負ってしまう前に、
過度にいじられるような環境から身を引くことを僕はおすすめします。

「嫌われたくない」「孤立したらどうしよう」
という思いも感じるとは思いますが、

あなたをいじりなんかせずに認めてくれる、信頼してくれる環境は
この世の中にいくらだってあります。

今回のnoteを見て1人でも多くの人が
生きづらさから解放される、楽に生きられるようになることを
心から願っています。

最後になりますが、

もしあなたが

「今の仕事がつらくてしんどい」
「仕事を休むかどうか悩んでいる」
のようなお悩みを抱えているのであれば、

僕にその悩みを全てぶつけてください。

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いつでも60分無料でご相談に乗ります。

他愛のない話でも構いません。
一人で抱えずに、僕にお話してください。

それでは皆さん、ベストな働き方を!

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