小さな積み重ねを大切にする
「基礎」それは土台であり、なければ上にものは建たない。
分かっているが、小さな基礎となる努力を軽んじてしまう私がいる
結局、その基礎となる努力をしないまま、昨日と今日を繰り返してしまっていた。
しかし、Ⅰ年は365日
この一日、一日を「繰り返す」のか「積み重ねる」のかで
人生は大きく変わるのだろう。
「基礎」の大切さ、学ばせていただきます。
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デットマール・クラマー
この名前を聞いてピンとくる人は、相当なサッカー通だと思います。
クラマー氏、サッカー日本代表をメキシコ五輪で銅メダルに導いた指導者です。
さて、クラマー氏はどんな秘策・戦略を使って銅メダルに導いたのか。
当時、日本サッカーはアジアでも勝てない弱いチームでした。
そんな中、指導をしたクラマー氏は、
「日本代表」という日本中からよりすぐりの優秀な選手たちに
ただ
ただ
キックの練習だけをさせた。
日本サッカーの監督や関係者は怒り出します。
高いお金と時間を使って西ドイツまできて、キックの練習。
来る日も来る日もキックの練習。
クラマー氏は自ら模範となり、正確なキックを見せた。
誰一人クラマーのように正確なキックが出来なかった。
出来ない以上誰も文句は言えない。
選手達も正確なキックの練習だけをひたすら続けた。
クラマー氏は言います
「建築物は、基礎を固めてこそ、その上に立派なものが建つ。
ロケットはしっかりとした発射台があってこそ遠くへ飛ばすことができる。基本がしっかりしていないものは、いつかは崩壊する。」
しかし、一年経っても二年経っても結果がでない。
次第にクラマー氏に対する冷たい視線が浴びせられるようになっていった。
それでも、地道な地道な種まきを続けていったクラマー氏。
ようやく、3年後からチームが勝てるようになった。
東京オリンピックではアルゼンチンを破りベスト8入りした。
そして、そして・・・。
来るメキシコオリンピック。
サッカー大国、フランスをも破り、見事銅メダルを獲得した。
奇跡的な飛躍
その裏には地道な努力があったのです。
クラマー氏が選手に常々言っていた言葉があります
それは・・・
「サッカーの上達に、近道はない。不断の努力だけである」
と。
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イチロー選手の言葉を思い出します。
「小さなことを積み重ねることが、
とんでもないところへ行くただ一つの道」
今、できる目の前の小さな地道な努力をバカにせず
積み重ね、積み重ねていったものだけが、到達できるところがある
このことを心にとめて、今日も小さなトレーニングがんばります!
今日もnoteを読んでいただき、ありがとうございました。