大号泣で大事故
つい先程までずーっと、計3時間は泣いていました。いい大人が、えんえん声を出して泣いていました。
私が些細なことで不安に思ってしまうのも、こうして夜な夜な涙が止まらないのも、全てあなたがあの子のことをまだ愛しているからですよ。
私のことを好きだと言ってくれるあなたは、いつもどこか自信なさげにその言葉を呟きます。
私の「だいすき」に、あなたは「すきだよ、」と。
もう私が1番じゃない恋愛には飽きたんです。いずれ、あの子を私が越える時がくるかもしれない。こないかもしれない。これがどんなに不安で、辛くて、泣きたくなるか。
今あなたの目の前にいるのは私なのに。あなたの目の前で笑っているのは私なのに。それでもこんなに追いつけない。
時間が経てば、とあなたは言ってくれます。今大事にするべき人はあなた、とあなたは言ってくれます。
それならまだ好きじゃないよと言い放ってくれたほうがどれだけマシか。
時間が解決せずとも、愛する人に巡り会えたらそこにもはや愛は産まれるものだと思っていました
大事にするべき、ではなく大事にしたいと言ってほしかった。あなたは私に誰を投影しているんですか?
甚だおかしな話です。私がこんなにあなたの事を好いているのに。恋の壁当てキャッチボールをしているみたい。
あなたが無言の時、私は本当に不安なのです。その瞳に何が映っているのか。私とでは満足できていないのか。
あなたは「拗ねるのをやめて」と言ってくれました。私はその権利すら取られて、もはや彼女でもないものに成り下がってしまうのでしょうか。
不安だから、ずっとずっと死にたくなってしまうから、涙がその想いを流してくれます。
あなたに1番だと言ってほしかった。俗っぽいけど、それだけでよかった。それだけで1000年は生きられた。
全て終わりにしたい。できればあなたの口から、素直な言葉で終わらせてほしい。
短いけれど、濃く長く、好きでした。
甘い夢を見させてくれてありがとうございました。