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新1年生の親御さんにお伝えしたい、4月の個人面談(家庭訪問)のこと

新1年生の保護者の皆様、ご入学おめでとうございます!
そして、入学準備の用品購入や名前付け(とくに算数セット!)お疲れさまでした。
保護者会やPTA役員決めなど、4月は親も緊張する行事がいろいろありますが、私が特に苦手なのは「個人面談(家庭訪問)」です。

我が家には小6・小2の子どもがいて、転勤のためいくつかの学校を経験しています。どの学校でもたいていゴールデンウィーク前に個人面談がありました。しかし、上の子が入学したときは先生との初めての面談で何を話したらよいのかわからず、憂鬱な気持ちになったものです。

そんなとき、当時子どもが通っていた公文式の先生が「4月の個人面談のときは結構NGなことを話しちゃう親御さんが多いんですよ」と、話してくれました。思わず「私も言ってしまいそう」なことだったので、驚いた記憶があります。

ということで、初めて個人面談を経験する新小学1年生の親御さんの参考になればと思い、教えてもらったことをまとめました。


小学校の教室

4月の面談で先生が知りたいのは、健康や命にかかわる重大事項

4月の個人面談で先生が最も重視しているのは、児童の健康や命にかかわること。アレルギーや持病の有無を気にしています。該当するものがあれば児童票などに書いているとは思いますが、再度直接先生に伝えましょう。
また、運動面や食生活についても、気になることがあれば話しておきます。

私の場合、面談の時間が余ってこの話題になったので、気になっていることを簡単に話しました。

  • 食べるのが遅いので、給食を時間内に食べられるかどうか心配していること(当時の学校は給食の時間が15分だった)

  • 平均身長よりも背が高いので、机や椅子の高さは適宜調整してほしいこと

親が先回りして子どものネガティブな情報を喋るのはNG

4月の個別面談時点で、担任の先生はまだクラスの児童全員の個性を把握しているわけではありません。なので、子どものネガティブな情報を必要以上に話さないようにと、公文の先生から言われました。
あまり子どものことを知らないなかで「うちの子はこんなところがあるんです」みたいな話をされると「(そういうふうには見えなかったけれど)実はこういう子なんだ……」と、悪いイメージを植え付けてしまうとのこと。

実は私が1番やってしまいそう&言われて意外だったのがここでした。親は新入学した子どもを心配して、いろいろ言ってしまいがちです。
「うちの子はのんびりしていて」「友達となじむのが苦手で」「落ち着きがありません」などと、ついつい会話のなかで話してしまう親御さんは多いのではないでしょうか?

「性格はポジティブにもネガティブにも切り取れるもの」と、先生に言われ、子どものことを話すときは、なるべくポジティブな印象が残るような言葉を使うように心がけました。

4月の面談では挨拶程度と考えておく

学校生活を始めたばかりの我が子がちゃんとやっていけているのか、1年生の親御さんはとても気になっていると思います。しかし、4月の個人面談では持ち時間が10分程度になっていることが多く、そんなに長い時間話せるわけではありません。

4月の面談ではとりあえず担任の先生に「よろしくお願いします」と、顔を見せて挨拶する程度と考えたほうがよいそうです。
親と担任の先生がこの時期に顔を合わせることで、その後の学校生活で困り事が出てきたときに相談しやすくなります。

4月時点での不安や悩みを先生にぶつけるのではなく、個人面談は挨拶程度と心得ておくとよいでしょう。

個人面談は受け身で行って大丈夫

個人面談は何度も経験していますが、何も準備しなくても大丈夫です。私は初対面だと緊張するので、たいていどこに行くときもその日にする会話をイメージしたり場合によっては練習したりするものですが、子どもの担任の先生との面談はそんな準備は必要ありません。
おそらく先生のほうも聞かなければならない項目があるみたいなので、質問に答えていけば面談は終わります。

ということで、小学校1年生の親御さんも緊張しすぎず、楽な気持ちで個人面談に臨んでいってほしいなと思います。


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