【中堅フリーライター】私もしくじりエピソードを話したい!
先日、X(旧Twitter)でばぶさんとみくまゆたんさんのスペースを拝聴しました!
フリーランスがしくじりエピソードを共有するという趣旨のもので、ばぶさんが聞き役を務め、今後もシリーズ化するようです。みくまゆたんさんはその第1回のゲストでした。
フリーランスはしくじりトークを聴くべし!
今回のしくじりトークではゲストのみくまゆたんさんのしくじりエピソードをばぶさんが聞き、しくじり要因を解きほぐしていく流れで進められていました。
みくまゆたんさんは、おそらくほぼ同期ライターさん。同期とはいえ、みくまゆたんさんはトレンドや恋愛の分野でおもしろい記事を書いていて、私とは比べものにならないほどたくさんの実績を持っていらっしゃいます。SmartNewsでたまたま読んだ記事がみくまゆたんさんが書いたものだったということも多くて、私にとって憧れの存在でもあります。
そんなみくまゆたんさんでも「しくじり」があるのかな?と、気になって拝聴したスペースでしたが、共感することが多くて!フリーランスが陥りがちなしくじりの解決策をばぶさんが紐解いてくれたこともあり、大変学びの多いスペースでした。
未経験の職種でフリーランスになった人は同じ過ちをおかす可能性があるので、ぜひ聴いてみてください!
私もしくじりエピソードを話したい!ひとり壁打ちで2つのしくじり要因に気付いた!
スペースを聴き終えて「私もしくじりエピソードを話したい!」と無性に思い、ばぶさんが聞き役という前提でシミュレーションをしてみました。(え?怖いって?)
で、私の脳内のばぶさんが紐解いてくれた結果、私のしくじりには大きく分けると2つの要因によるものだとわかりました。
しくじりの要因①:業界を知らなすぎた
業界を知らなすぎたことで実は業界でもイレギュラーな依頼を断れなかった経験があります。「え?」と思うような依頼内容に気付かなかったり、「そこまでライターがするのかな?」と疑問に思っても「ここで受けなければ採用されない!」と引き受けてしまったり。
それによって結局工数がかかり、セルフブラック化したことも。
反対に、出版業界では一般的だが他の業界では馴染みのない慣習によって、下手に気を揉むようなこともありました。
しくじりの要因②:自分の軸が定まっていない
ライターを始めて8年になり、始めた頃とは状況が大きく変化しています。そのなかで自分の軸がぶれまくっており、方向性が定まらないこともしくじり要因の1つだと思います。
収入を上げたいのか?
それとも、自分の思いや経験を伝えたいのか?
私は専業主婦からライターになりました。ライターを始めたときは、在宅で仕事をしながら「子どもの習い事のお月謝くらいを稼げたらいいな」という気持ちでした。
実際に最初に稼いだお金は1万円弱だったと記憶しています。その後も、扶養内で働き「パートするよりも良いね!」と満足していた時代もありました。
しかし、3年ほど前からどんどん仕事は増えていき、扶養内ではおさまらなくなりました。記名記事用にちゃんとしたライター名や写真を用意したり資格を取ったりしましたが、まだマインドがライターを始めたときのままだったのかもしれません。
顔も名前も出して仕事をどんどん増やしていきたいのか、それとも家庭優先でいくのか、数年おきに変わる生活拠点にどのように対応するのか・・・・・・。
2024年中に自分の方向性を定めたいと思います。
過去にも同じようなことで悩んでいた気がして遡ってみたら、2年前に書いた記事が見つかりました。このときの結論は「もがけ!」でした。うーん。
失敗からの学びは多い!しくじりを共有してくれる人を大切にしよう!
ライターをしていると「月100万円達成!」「文字単価○円で契約!」などと、他者の成功例はどんどん目に入ります。他にも「こんなライターはダメ」「採用されないライターはこんな人!」などと、ライターをジャッジするような意見もよく見る気がします。
羨望や不安を増幅する言葉を発している人たちは、確かにすごい人なのかもしれません。しかし、ポジショントークの場合もあって、何らかの教材や講座などを売り込みたいという意図が見え隠れすることも。
その点、失敗談は発信者の汗と涙の結晶といえます。そこに自分を誇示する目的はありません。
しくじりを共有し合えるような関係を作ること。そして、そういった話をしてくれる人を大事にすることで、フリーランスは生きていけるのかもしれないと漠然と感じています。
ばぶさんのしくじりトークは今後も続くようです。次回も楽しみにしています!