アドアフィリエイター、初めての税務調査の立ち合いを経験するの巻。WEB広告企業/アフィリエイト/税務調査/
こんばんは。FB広告のアドアフィリエイターのぷーさんです。
この度、うちの会社で税務調査を始めて経験しましたので、そのレポートを書いていきたいと思います。私自身も税務調査は初めてのことだったのですが、めちゃくちゃ「税務調査」「アフィリエイト」「WEB広告代理店」で検索しましてですね。(笑) あんまり情報がでてこなかったので、参考になればと思います。
結論から先に書きますと、はじめての税務調査は「是認」ということで、追徴課税とか?特に税金を支払うことがなく、無事に乗り越えることができました。
▼是認通知書はこういうのが全部終わるとやってきます。
一重に、顧問税理士さまさまのおかげです。ちなみに、うちの顧問税理士は、地元の中小企業向けの顧問税理さんで、ちょっとお固めの方針で対応してもらっています。
そして、コロナによって昨年までは随分と立会調査はほぼなかったそうなのですが、2022年秋からガンガン税務調査が再開しているそうです。
当日の税務官の人もそういっていましたし、顧問税理士も急激に調査依頼の電話が毎日かかってくるって言っていたので、税務署も色々再稼働しているようですね。
ちなみに、あくまでも1つの体験談になりますので、参考程度に読んでみてください。ここに書かれていることが正しいとかそういうことではありません。
職業:アドアフィリエイター
会社:6期目突入
売上規模:9桁
社会保険:加入
税務調査に選ばれた理由:
多分、SEO中心からアドアフィに事業の主体が変わって売上規模が急激に上がってしまったため、目立ったのではないかと?
まぁそもそも、3期目過ぎたあたりから、そろそろ売上規模的にもいつ来てもおかしくない。と税理士からずっと言われていたので、あー、ついに来たかー>< という感じではありました。
税務調査って何?
で、そもそも税務調査って何ー?って話なんですが、一般的に
・任意調査:事前連絡あり。2日間程度。
・強制調査:国税局が強制で事前連絡なしに入る調査。
の2つがありまして。うちのきたのは任意調査なので、事前に顧問税理士の先生の方に連絡があり、2日間程度訪問させて頂きたいというお話で最初やってきました。
税務調査の日程について
それで、「2日間お時間いただけませんでしょうか。」っていう感じで税務調査の任意の依頼が来るのですが、立会調査の場所だったり、日時や時間帯については、別に強制ではないので、普通に相談して決められます。
うちの場合は、会社の事務所の方に来てもらいましたし、時間帯も通常は10時~17時の間(お昼休憩1時間を必ずいれる)だそうなのですが、子供の帰宅時間もあるので、16時までには撤収してほしいという話で相談しました。
そこで開始前までに、一応予定は2日間で開けておいていただいて、特に何も問題なければ、1日で終了することもあります。ってことで当日を迎える流れとなりました。
大体、税務調査の立ち合いの依頼が来てから実施まで2週間~1か月以内の日程を提示された感じですかね。
税務調査まで何をする?準備することは?
そして日程が決まってからの準備としては、、、
基本的には「書類の整理」がメインの準備になったかなと思います。
結構ここの準備がおそらく大事です。
申告自体はすでに実施済みなので、何か変えられるというものでもないのですが、データ自体が電子データのものは見やすく紙に印刷しておく。みたいな作業がありますので。
確定申告の書類一式とか。総勘定元帳とかが、紙じゃなくて電子データで申告しているものを、調査対象の事業年度分(うちの場合は直近3期分)印刷する。みたいな大量の紙資料を、用意するのが大変でした。。。いやー、3行で書いてるけど、何千枚とかの紙資料を印刷しないといけなかったので、大変でした。。。
特にアドアフィリエイターだと、広告費決済が莫大にあるので、総勘定元帳の分量が半端ないwww
もちろん、顧問税理士の先生と立会調査前には複数回の打合せを実施しました。2~3回程度かな?
あと、調査対象が3年間ってなってると、昔の契約とか経費とかなんだったけ?みたいなものがあるので、頑張って思い出す作業などがありましたね。
とにかく、税務署が確認するのがこちらの莫大な紙の資料となるわけなので、自分自身も普段総勘定元帳を見直す機会はほぼないと思います。ここの事前準備等は結構大事なんだなと感じました。
税務調査に向けて確認したものリスト
ちなみに、うちの会社こんな書類を確認しました。
法人税・消費税申告書
総勘定元帳
年末調整関係書類
株主総会議事録
取締役会議事録
会社事業内容のパンフレット
会社HP
定款
謄本
請求書
領収書
契約書
賃金台帳
社会保険・労働保険関係書類
賃貸借契約書
各種保険証書
などです。
税務調査で慌てずによかったなと思うところは、うちの会社メンバーや経理担当者がかなりしっかりしているので、諸々の書類はちゃんと仕分けBOXにすでに分類されて管理されてたところですね。
請求書や領収書等も○○年○月分みたいにキレイに整理整頓して保管してあるんですよ。なので、税務調査だからって特にそこまで慌てることもなかったです。
こういうのは普段からの日々の積み重ねが大事なので、皆さんもできるだけ毎月の資料は整理したり、重要な書類もちゃんと保管場所を用意するのがお勧めです。
ちなみに、私はそういう書類の整理整頓&管理能力はほぼないので、優秀なスタッフと税理士の先生のおかげ。部屋は汚くて、片付けられないタイプ。。。
あとはうちの会社の役員(つまりは配偶者)がちゃんとファイリングして整理整頓の書庫を創ってくれていたので、よかったです。
税務調査には税理士の立ち合いは必要?
これは、顧問税理士の先生がいらっしゃるのでしたら、絶対に立ち会って頂いた方がいいと思います。
もちろん、立ち会わずに自分だけでっていうパターンもあるのかもしれませんが、100%お願いできるならお願いした方がいいです。
ちなみに、もちろん税務調査の立ち合いの費用は別途お支払いする必要がありますし、一般的には1日10万+交通費・出張費とかかかるとは思いますが…。精神的な安心はお金で解決できるならした方がよいかと。
当日の流れのイメージ(一般的な税務調査の1日の流れの様子)
私が事前に税理士から聞いていた税務調査の流れは、
1日目
午前:
雑談をして、社長に色々聞かれる。
午後:
帳簿などの確認。都度、質問されたら対応する。聞かれてすぐに用意できるものはその場で出すし、出せない場合は、後日準備して送ったりする。
2日目も同様で、帳簿の確認&QAが継続。
調査官が帰る前には総括が入るので、社長も立ち会う。
という感じときいていました。
なので、私自身が調査当日に立ち会わないといけないのは、1日目の午前の最初と2日目の最後になりまして、帳簿の確認とQA対応に関しては、税理士の先生がいれば、席を外してもOKとのこと。
と聞いていたので、ドキドキするぅ~。
と思って迎えた当日なんですが、、、。
さて、ここからは、
★当日の様子の具体的な質問でどんなことを聞かれたのか?
★WEB広告代理店、ブログ、アフィリエイターがよく突っ込まれやすい点
★どんな回答をしたか
★審査が遅れた理由と、めちゃ焦った点
などなど、具体的な当日の様子を書いていきたいと思いますが、
有料とさせていただきたいと思います。
何故かというと、ちょーっと具体的に書きすぎちゃったので、本当に必要な人にだけ読んでほしいからです。ハイ。
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