ノジマステラ神奈川相模原戦の見どころ

今日の対戦相手のノジマステラ神奈川相模原は現在1勝3分4敗と黒星が先行しています。得点はここまでわずかに1ながらも堅い守備で勝ち点を稼いでいます。プレシーズンマッチでは4連敗で13失点と守備が崩壊したことから、Jリーグでも讃岐などを指導した北野監督が「らしい」現実路線に切り替えたことが伺えます。主力は先日の代表合宿に招集されたCBの大賀、セレッソ大阪堺レディースの中心選手だったMF脇坂でしょうか。さらに外国籍のFWも2名います。

新潟は昨年、ノジマ相手にシーズンダブルを達成。さらにプレシーズンマッチでは6-0と完勝でした。良いイメージを持って試合に臨んでほしいところです。

攻撃のための守備は復活するのか？

アルビレディースはINAC戦に敗れ、4連敗となってしまいました。首位相手に粘り強く戦っていたものの、自分たちの選手交替によるポジション変更で守備の対応が後手に回り、セットプレー時のマークの相手を伝えている間に早いリスタートから失点ともったいないことをしてしまいました。これまで見せたことのない苛立ちを表す選手もいてチームが上手くいっていない印象です。「守備は頑張った」的な評価もあるのですが、被シュート20本は去年までなら考えられなかった数字。なまじ能力の高い選手たちですので、ドン引きさえすればあれくらいの失点で抑えることは可能で、守る位置が低く、守備から攻撃への切り替えが上手くいかなかったことに問題を感じる試合でした。攻撃のための守備、言い換えれば高い位置からの連動したプレッシング→ショートカウンターの形、すなわち去年までのストロングポイントが見られるシーンを増やしたいところです。この日やベレーザ戦の前半の途中まではそういう形も見られただけにノジマ戦でもどれだけ出せるかに注目です。また、ボールを動かしながら相手陣内に前進→ボールを奪われても即時奪回→相手陣内で攻撃継続→波状攻撃はプレシーズンマッチでノジマを破壊した戦い方。良い時はアルベルの良い時と似てるんです(笑)。これができれば、チームの復活は近いかもしれません。

先制点が鍵

両チームとも4試合連続の無得点。攻撃陣の奮起というよりも、攻守のバランスをいかに整えて戦えるかがポイント。先制点を奪ったチームが主導権を握ることになりそう。

ここが踏ん張りどころ！頑張れアルビレディース！！