ウクライナがついに身近に降って来た日
今日は 久しぶりの美容院
來るべく エナジービルの支払いに備えると言っても
こんなに インフレで ついに 大台に 乗ってしまった ヘアカット代金
サービス業務にいる 人は こんな ご時世では 直接の被害者だ
普通ではなく ほんの少し割引されたセッションをとるんだけれど
それすら インフレ前の 普通料金より 高い
新人の アナが あなたの スタイリストと言われた時に
まあね そういうこともありかもね と 『実験台だな』と思う
で 続いて 彼女が ウクライナ人で 英語が 全く 話せず 理解できず
(受付の)私が トランスレート するからと言われた 時は
目が 点になり
身近に 戦争の 影響が ここにも きていることを 知った
兎にも角にも
幸いなことに
ちょっと遅かったけれど
出来合いは満足できる
自信と闘いながら 不安そうに
『Do you like this?』と私に 問いかける 彼女に
これから先 人生を 翻弄されながら 戦い続けなければならないだろう 彼女に
私が 唯一 できたことは
彼女に 賛辞を送り 感謝を 伝えることだった
彼女の 本当に 嬉しそうな 顔と
どこの国に行ったって
人って 好きなことをすることが 一番の喜びなのだろうと わかるほどの仕草
忘れない 彼女のこぼれるほどの 安堵と 喜びに 溢れた 嬉しさ 満面の笑顔は
はっきりと私の 脳裏に刻まれた
ありふれた日常が 切断されたことを実感し
どのぐらい アナが その店に いることになるのか
戦争の侵攻に考えを巡らせざるをえなかった わたしと共に
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