レンタル障がい者さんは双極性障害
以前、大炎上した『レンタル障がい者』の記事がYahoo!ニュースにあった。
もちろん賛否両論。
「障害者手帳を不正利用している。」「手帳の取得や利用に制限がかかるきっかけになりかねない」といった否定と、「障がい者と健常者の交流のきっかけになる」「前向きに生きていて偉い」といった賛成。
レンタル障がい者さんは小学校低学年の時にADHDと診断され、高校生の時に双極性障害で2級の障害者手帳を取った。僕と全く同じ障がいで、僕もケースワーカーから「手帳必要?」と聞かれたことがある。
脚の悪いお袋が障害者手帳を取得してるけど、精神障害者にとっては取得しても大したメリットがない。公共施設や交通費が半額になるけどたまにのことだし、航空券も割引できるのはJALやANAだけで、半額になったJALより普通の値段のLCCの方が安い。お袋も使用機会はほとんどなく、手帳の更新のための2年に1回の検査を嫌がっているくらいだ。
レンタル障がい者さんは可哀想と同情されるだけの障害者じゃなく、しっかりとした意思を持った一人の男性である。
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