見出し画像

乳幼児の風邪や皮膚トラブルに!購入すべき物と対応方法

乳幼児の風邪、辛そうだし、体も小さいから心配ですよね。
今日は乳幼児の風邪や皮膚トラブル発生時に大活躍するものと対処法をご紹介します。

まずは、一番多い鼻水トラブルの必需品

  1. 鼻水の吸引器
     購入すべきは、手動の吸引器。おすすめはちぼじの吸引器です。
    逆に購入してはいけないのは電動の吸引器と口で吸う式の吸引器です。電動の吸引器は吸引力が強く、気持ちいいほど吸引できる点は良いのですが、電動の音がうるさのが最大の弱点です。
     子どもは主に鼻呼吸をし、口呼吸が苦手なので鼻水で鼻が詰まると不機嫌になったり、眠りが浅くなって夜間何度も起きるため、吸引器は夜間に活躍します。そんな夜間に電動の鼻吸い器を起動したらうるさくて覚醒し、再入眠に時間がかかってまた不機嫌という悪循環に陥ります。
     
     電動の吸引器は高価であるため、買ってうるさいから使えないなんて残念ですよね。 まずは、手動の吸引器をためしてみましょう。  

     また、絶対に買っては行けないのは、口で親が吸う型の吸引器です。吸引自体に問題はないのですが、鼻水は細菌の温床です。子どもの風邪を治すために奮闘している親が一緒に風邪で倒れては元も子もありません。購入しないように気をつけましょう。

     また、スポイト型の鼻吸い器も先が細いので、小さい乳児には有効ですが、吸引力が弱いのが弱点です。夜間には使用しやすいので試してみるのも良いでしょう。  お風呂などは、暖かく加湿された環境は鼻が出やすくなるので、風呂上がりに鼻吸引をすると効果的に吸引できます。

  2. 鼻くそを除去するピンセット
     鼻水に続き、子どもは鼻腔が小さいので、ちょっとの鼻くそでも、呼吸が苦しくなってぐずります。ピジョンのピンセットがおすすめ。他のメーカーもピンセットのものがたくさんありますが、ピジョンのピンセットの先端把持力は強くてとても使いやすいので個人的におすすめです。帰省時などのお出かけ先にも持っていきましょう。

次に発熱時の必需品

  1. 体温計  
     オムロンの体温計けんおんくんがおすすめです。動く子どもでも、15秒ほどで推定温が計測できます。この体温計のいいところは、そのまま挟んでおくと実測音(正確な体温)が計測できるところです。コロナ時に普及したおでこや腕にピットかざすだけで測定できる体表温計は、便利ですが正確性にかけるため、風邪のときには役に立ちません。実測できるものを購入しましょう。

  2. 熱冷ます用の保冷剤  
     子どもが高熱を出すと、痙攣がおきるのではないかと不安になりますよね。発熱時は風邪と戦っている証拠です。発熱しているのに赤ちゃんの手足が冷えている時はまだ熱が上がりきっていない状態です。掛物をして温めてあげましょう。一方、発熱し、手足も熱くなっている時は、熱が上がりきっているもしくは、掛物をかけすぎてうつ熱が出ている(暑すぎる)場合が多いです。掛物を減らして熱を逃がしてあげましょう。
     体を冷やす時に活躍するのは、ケーキ屋等で一緒に梱包されている小さい保冷剤です。小さい保冷剤を、ハンカチタオル等でくるみ、脇の下、首の付け根、足の付け根に当てて冷やしましょう。

薬を飲ませるときの必需品

  1. 薬を飲ませるスポイト  
    基本的に乳児期はシロップ、幼児になると粉末かシロップか選択できるようになります。シロップを飲ませる際に活躍するのが、飲ませるためのスポイトです。
     小児科付近の薬局では基本的にシロップ処方の際に、スポイトをくれることが多いです、ただし、言わないとくれないところもあるので薬剤師さんにもらいましょう。粉末の場合は、おくすり飲めたね等のゼリー等ありますが、鼻水や咳止めの薬はもともと甘くて飲みやすいので、少しの水に溶かして飲ませても嫌がることは少ないでしょう。

     解熱剤の粉末は味がにがくて飲みにくいので、アイス等に混ぜて食べさせると食べやすいなど、薬によって特性があります。薬剤師さんに処方された薬はどうやったら飲みやすいか相談すると教えてくれるので、聞いてみましょう。薬をミルクに混ぜて飲ませると、赤ちゃんが嫌がって今後ミルクを飲まなくなると困るため禁忌なので、注意しましょう。

肌トラブル発生時の対応

  1. 乳幼児湿疹時の保湿剤と、オイル
     乳幼児湿疹はでます。もうでるのが普通と思っておいてください。保湿剤を使って様子をみましょう。慌てなくて大丈夫です。額の皮膚がうろこ状になってボロボロしている時は、入浴前に乳幼児オイルを塗りなじませておきます。そのまま通常通りお風呂に入って、通常通り泡で洗って流し、お風呂上がりにタオルでやさしくこすります。するとびっくり、うろこ状の皮膚が簡単にふやけて取れて、数日でよくなります。乾燥した状態で皮膚をはがすのは絶対にやめましょう。

  2. 首や腕のシワ部分やあかくただれている時の対処法
     赤ちゃんがだんだんふくよかになると、ちぎりパンみたいになってかわいいですよね。そんな時、首の肉や手足の肉のシワ部分が赤くただれやすいです。お肉でかさなってるから蒸れて皮膚トラブルになっていると思いがちですが、原因はだいたい、洗い残しや汗溜まりです。
     
     薬を塗りたくなりますが、一番良い方法は、お風呂でしっかり泡をつけて洗い、しっかり流すことです。小児科や皮膚科を受診するとステロイドが処方されると思いますが、まずはしっかり洗うこと。そして、塗り薬を塗って素早く治し、塗り薬を辞めることが一番良いでしょう。皮膚トラブルが長期化したり、ステロイドを塗り続けるのは好ましくないので、短期決戦で治しましょう。

普段の衛生品で便利なもの

  1. 耳かき
     耳の垢は基本的に絨毛で押し出されるので、積極的に耳掃除しなくても大丈夫です。気になる人はお風呂上がりに、赤ちゃん用綿棒をオイルで濡らし、出口付近を少し拭うだけで大丈夫です。
     
     奥まで掃除しようとすると、耳の中を傷つけたり、中耳炎の原因になるのでやめましょう。ただし、赤ちゃんの向き癖等で下になっている耳は、白いカビのようなものが発生したりするため、なにか気になることがあれば耳鼻科を受診しましょう。1歳半すぎて、じっとできるようになってきたら、定期的に耳掃除をしてもいいですが、その際は、光る耳かきが便利です。


いいなと思ったら応援しよう!