育児日記Vol109 育休中の心境の変化
仕事/キャリアのことは一旦忘れて、育児と向き合うと決めてから、子供との時間がとても楽しくなった。
そこに辿り着くまでの気持ちを客観的に見るためにも、少しまとめてみよう。
■産前休暇
仕事が激務だったこともあり、漸く開放されたという感覚といよいよお腹の子に会えるんだというドキドキで特に悩みはなかった。むしろ、一人でお散歩したり、ランチしたり、カフェに行ったり、凄く充実していた。
■産後1ヶ月
仕事やキャリアのことを考える暇がないほど、目の前の小さな命と向き合うことでいっぱいいっぱい。初めての子育て、初めての身体の痛みで、大変な時期だったけれど、あっという間でもあった。
■産後2ヶ月
少しづつ子育てに慣れてきて、子供が寝ている間にほっとできる時間(数十分程度)もでき始めた。心にじゃーーーっかんの、ほんと、わずかな余裕が生まれたタイミングで、上司から復帰の話をふられて、仕事やキャリアについて悩み始める。
■産後3ヶ月
育児以外のことを考えられる脳内のキャパシティを超えるほど、育休復帰時期の悩みや復帰後の働き方の不安など、ばーっと押し寄せてくる。
周りとも吟味した結果、早く復帰しなかったことによる後悔は後の努力で取り戻せても、子供との時間は取り戻せないと強く認識をして、10ヶ月から最大で1年4ヶ月の育休を取得することを決意
それと同時にぶわーっと焦りも出てくる。復帰後の自分が、浦島太郎になって苦しんでいる姿しか見えない。
その焦りを打ち消すためにも、仕事に関わる国家資格を取得しようと試みる。
生後3ヶ月の子供を世話をしながらの猛勉強。朝3-4時に起きて4時間程度の勉強。抱っこ紐で寝かしつけながら教科書を読む日々。一人遊びをさせている間に、1問でも解く、、、
そんなことをやっているうちに、睡眠不足でメンタル不調に陥る。
せっかく子供との貴重な時間を優先すると決めたのに、その子の成長よりも教科書ばかり見ていて何をしてるのかな?
のびのび遊ばせてあげることよりも、1分でも長く寝かせることばかり考えて何をやっているんだろうと。自己嫌悪へ。
そこから改めてまた自分と向き合う。
どのような育休期間を過ごしたいか。
■産後4ヶ月
漸く、気持ちが吹っ切れるというか答えが見えてきたかな、、、?この時期に感じたことは、
①たとえ育休を長く取得したことによって復帰後に沢山の苦しみがあったとしても、その苦しみを受けるに値する以上の幸せな時間を過ごせている。
②キャリアは後何十年と続く。子供の成長を四六時中そばで見ていられる時期は数年程度。見逃すわけにはいかない。
そう心と頭の両方で理解をできたとき、教科書と問題集を手放す勇気が出ました。
育休中の学び直しは1ヶ月で幕を閉じた〜。
今は子供が起きているときは一緒に遊んで、昼寝しているときは一緒に昼寝して、私も子供をみならって【今】を生きることにした。
力を入れすぎない。
自分に厳しくしすぎない。
将来のことは考えすぎない。
楽しもう、子育て😄