「マスピ顔(NAIのデフォルトの絵柄)飽きた」??
最近よく聞くようになりましたね。
NovelAIはWaifu diffusionと比べて絵柄の安定度がズバぬけて高く、更にその絵柄も人気のソシャゲ絵、アニメなどを深く学習しており登場当時は「スゲェ!!」ってなったわけですがやはり「美人は三日(×10)で飽きる」って感じでしょうか。
個人的にはあれこれ機能や設定項目を増やすより「使いやすいデフォルト設定」がある、という点においてはNAIは非常に優秀なサービスだと思うんですがそこはそれ。
実際私自身もちょっとマスピ顔とは違うものに手を出したい気分もあったので、そういう時に試してみたい事を適当にまとめてみました。
※画像はいずれもWeb版のCuretedで出力しています。
(1)公式FAQの語句をプロンプトに混ぜてみる
NAI公式FAQによると
プロンプトの題材が元気がないように見えます。どうしたらいいでしょうか?
もし、あなたのジェネレーションに何かが欠けていると感じるなら、もう少しダイナミックでエキサイティングなタグを追加してみてください。
masterpiece, cinematic shot, highly detailed, dynamic angle, cinematic shadows, action shot, deep shadows, intricate details, award winning, beautifully lit, dramatic angle, intense angle, dynamic angle, cinematic lighting, cinematic angle, masterpiece portrait, dramatic angle, dramatic shadows
などです。
早速試してみます
girl要素どこいった
ぶち込み過ぎたみたいなので少し語句を絞ってみるとします。
構図に関する語句を省き絵柄やディティール関連に絞って残しました。
ちょい濃い目ですね。韓国系イラストレーターみたいな絵柄にも似てるかも?
特にmasterpiece portraitやdetailedが強く効いてる気がします。
realistic(リアル調に)を指定したりしてもこんな絵柄に寄る場合があるので、cuteとかkawaiiとかanime styleとかそっち系の語句を足しつつ加減するのがいいかと。
このくらいならいい塩梅だと思います。
個人的に鼻の穴がちまっとした線でギリギリ描かれるくらいで、唇も下唇側の厚みがわずかにわかる程度が好きです。
下側の睫毛が描かれているのも個人的には○
先日の猫耳ローブの導師ちゃんのプロンプトに足してみました(Scaleはやや下げてます)少し濃い目の絵柄の中国系ソシャゲ風イラストくらい?な感じですかね。intricate detailsの影響で装飾品がゴテゴテとしてます。
(2)Scaleを下げてみる
すでに前回の記事でちろっとやってるのですが、NAIデフォルトのScale値は11とAUTOMATIC1111などと比べるとやや高めになっており、これがマスピ絵柄の安定性に寄与してます。
これを下げると絵柄が柔らかくなりマスピ顔から幅というか変化が生じる一方で絵が崩れやすくなるなどの問題も。ともあれやってみましょう。
このように標準の絵柄よりやや塗りが淡い色になり、絵もAIがええ塩梅で処理してくれる箇所が多くなります。
一方で余計な箇所やキャラクターの崩れも多くなり、おそらくこれらを大量のUCとクオリティタグで美的評価の高い特徴にガッチガチに固定するのが元素法典系の呪文なのかな?と思ってます。(元素法典の絵はscaleが低いものが多め)
感覚的にはScaleは5,6あたりがオススメでhigh quialityとか○○ detailedとか、顔の崩れを防ぐべくsymmetry系を入れてみるのがいいかと。
というか元素法典などのクオリティタグやUCが大いに効果があるので、画の目的に応じて取捨選択して入れるべきです。
(3)chibi, deformedなどを使用する
美麗系じゃなくて可愛い系に絵柄を寄せる方法。
これは割と色々な人がやってる上に私自身があまり経験値がないので一般的な手法のみを紹介すると、chibiやdeformedといった語句をプロンプトに入れます。
位置によって効きがまちまちなので強調の括弧を重ねて目指す頭身に調節します。
2のScaleを下げる方法との併用も有効です。(上の画像はScale 5に設定)
ただ色々と崩れやすくなるのでUCの指定(poorly drawn face, poorly drawn eyesなど)をした上でガチャやi2iを使った修正は根気よくやる必要があります。
(4)sketchで絵を少し崩してみる
これも割とよく使われるのですが、sketchという語句を使うことによってスケッチあるいはラフ描きっぽい意図的に崩した絵柄にする方法も有効です。
sketchのかかり方はプロンプトの位置によってまちまちなものの、無視されることはほぼないので後ろのほうでも問題ないかと。(括弧などで利きの強さを調節するの推奨)
ちょっと前に某掲示板に貼ったシマエナガちゃん(のつもり)だったんですが、実際には豆大福っぽい丸っこさやつぶらな瞳の特徴はあまりなく、白くてちっこいハーピーって感じです。まぁ割と可愛いんでどうでもいいや的な。
(5)絵柄を変える作品名を足す
ド王道の手段。NAIで絵柄が安定する前Waifu diffusionの時代は皆やってたやつですね。
文字通りの「呪文」というか英霊召喚としてGreg Rutkowskiとかilya kuvshinov, krenz cushartに背景の絵ならmakoto shinkaiあるいはkyoto animation、食べ物の絵ならVANILLAWAREとお守りのように付けてました。(トークン数を超過しても念を込めるかの如く)
絵柄というと概ね
・塗りのタッチ(アニメ絵、やや水彩寄り)
・睫毛と目の描き方
・顔のプロポーション(目の大きさ、両目と鼻を三角で結んだときに二等辺三角形に近いロリ系の顔立ちか?あるいは正三角形寄りのやや大人びた顔立ちになるか)
・鼻や唇の描き方、省略方法
あたりのブレンドが「ええ塩梅」ならいいのかな…と、専門に絵を描かれてる方にとっては安直すぎるかもですが。
今回は概ね「目を小さく」「大人びた顔立ち」「絵全体のクオリティも確実に高くなる(重要)」という要素を求めて、persona 5(ペルソナ5)とかfinal fantasy xiv(FF14)を使用してみます。
waifu特に1.2系では人気だったgranblue fantasy(グラブル)なども有効に機能しますが、変なポーズになる事が多い(一方破綻率は低い)ので結局は作りたい画次第なところがあります。
天女をイメージしたつもりなんですがふわっとした羽衣とか、神秘的な意匠・飾りとかが今ひとつできなくて単なる濡れ透けフェチ絵になってます。
Scaleはやはり5くらいがちょうど良く
作品名パワーで全体的なクオリティは引っ張り、UCはhuge breasts程度で割といい感じにしてくれます。でも手関係のUCは面倒がらずに法典から入れておくべきだったと後悔。
NAIで指定できる絵柄系の語句は多様で、人によっては完全な円になってる眼にこだわってyuruyuri(ゆるゆり)を入れたり、NAI標準の絵柄の方向性を更に補強する意味でidol master shiny colors(シャニマス)やblue archive(ブルーアーカイブ)を入れたりする人もいるみたいです。
またその方向性からやや反らすためにUCに使ってるケースもあると聞きました。
またLoveLive!やidolmaster(初代のやつ)や「このすば」「ごちうさ」(いずれもスペルは失念)といった呪文は高めのscaleと合わせると凄まじい侵食力…というか絵柄の固定力があるようです。
いずれも混ぜて使うのが一般的なやり方ですが、色々試してみるのがいいんじゃないでしょうか。
それではまた暇がありましたらお付き合いいただければと思います。