ラフマニノフ/ジロティ ヴォカリーズ 作品34
「ラフマニノフ/ジロティ ヴォカリーズ 作品34」
ふ、と、思い立って、ラフマニノフさんの有名な「ヴォカリーズ」を弾いてみた。
「ヴォカリーズ」は、もともと、オーケストラのために書かれた曲だったようだが、さまざまな版が存在する。
弦楽合奏版
声とチェロ版
ヴァイオリンまたはチェロとピアノ版
コントラバスとピアノ版
6台チェロ版
6台コントラバス版
ウインド・アンサンブル版
ソロピアノ版
1台2手ピアノ版
2台4手ピアノ版
2台8手ピアノ版
ほかにもある。
僕が持っている音源は、ピアノ、弦楽合奏、ウインド・アンサンブルなので、いろいろ選択できそうなのだけれど、面倒なので、ピアノ版を選択することにした。
さらに、ちゃちゃ、っと弾きたかったので、1台2手ピアノ版を選択することにした。
1台2手ピアノ版も、いろいろな編曲があるようなのだが、今回は、アレクサンダー・ジロティさんが編曲した版を使わせてもらった。
アレクサンダー・ジロティさんは、日本ではあまり知名度はないかもしれないが、ひじょうに優れたピアニストで指揮者だった人。
そして、ラフマニノフさんの従兄で、ウクライナ人で、フランツ・リストの弟子。
というわけで、本曲は、ロシア人のラフマニノフさんと、ウクライナ人のジロティさんのコラボ曲。
さて、ちゃちゃ、っと、のはずだったのだけれど、思いのほか難しくて苦労した。
ジロティさんの趣味か、いろいろアレンジが加えられている感じがする。トリルは省かれているほか、アルペジオが追加されている模様。
出来栄えは、まあ、こんなもの。
なお、フィルムで使うことを企図しているので、デュナーミクもテンポも抑制的に弾いている。楽譜では、ffまで指定されているが、実際に打鍵しているのはpまで。
ラフマニノフ/ジロティ ヴォカリーズ 作品34
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