ミカロユス・チュルリョーニス 2つの小品 作品17
「ミカロユス・チュルリョーニス 2つの小品 作品17」
チュルリョーニスさんの「2つの小品 作品17」を弾いた。
各曲の標題は次のとおり。
1 私たちの父
2 秋
楽しい曲ではないし、美しい感じもしない、たぶん、聴きづらい曲だろうと思う。
チュルリョーニスさんが、お父さんと秋に、どんなことを思って、何を感じたのか、そのことに思いを馳せると、なんとなく、チュルリョーニスさんの生きた人生を垣間見るような気がする。
自分たちの人生においても、父、秋、は、必ずしも楽しいものではないかもしれないし、美しいものではないかもしれない。
楽しくて美しい曲を聴いていれば、幸せになれるかもしれないが、そうでない曲を聴いても、やはり、幸せの在処を考えて、幸せを感じることができるようになりたいと思う。
でも、楽しくて美しい曲を弾きたいし、聴きたいよね。
次はどうしよう。
チュルリョーニスさんの曲を続けようか。
今回弾いた「秋」の最後の音のところに、括弧書きでシャープが書かれている。
今回、ナチュラルで弾いているのだけれど、シャープで弾くと、長調、メジャーの明るい音になる。
最後に、なにか光が射すような感じになる。
機会があれば、音にしてみようかと思う。
ミカロユス・チュルリョーニス 2つの小品 作品17