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岡本よりたかさんのメッセージ

「視覚障害とマスク」
ついに大雪警報が出た郡上市。
色々用事を済ましてきたけれど、もう動けそうもなく、家に閉じ込められてしまったので、いくつか投稿を。
さて、去年のこと。
聴覚に障害がある方と話をする機会があった。
その彼女の一番の悩みが、ほとんどの方がマスクをしていて、社会から拒絶されているような感覚を持っているということ。
唇の動きが見えないと、聴覚に問題がなくても聞き取れないことが多くなる。ましてや彼女は相当不便だろうと思う。
実は、同じ時期に視力障害の方にもお会いしたのだが、同じような問題があると言う。
視力障害のある方は、他の感覚を研ぎ澄まして周りの状況を把握するのだが、マスクによってその気配が消えるらしい。
これは単なる個人の話なので、特になんのエビデンスのない話なのだが、十分にあり得る話ではなかろうかと思った。おそらく呼吸が関係するのだろう。
僕は植物と向き合うことが多かったから、植物を例にしか話せないのだが、例えば植物を保温しようと思い、透明のブラスチックなどをすっぽり被せてしまうと、枝の伸びがおかしくなることがある。
植物は、周りの状況を肌で感じながら枝を伸ばしていく。横に大きな植物が育っていると、そこを避けて斜めに育っていったりする。
葉が落ちた木の下に入って真上を見上げてみると、枝は出来るだけ重ならないように伸びていっているのが分かるだろう。
これは、フィボナチ数列と大きく関係している。今回は趣旨が違うので詳しく説明しないが、とにかく植物は周りの状況を感知しながら生育するのだが、遮断物あるとそれがうまく機能しない。
感覚が鈍くなってくる。周りからの情報を検証する能力が失われていくようなそんな感じなのだろうか。
多くの人が、マスクにより自分の意識の中に入り込んでしまう。それにより自分を見つめ直せるなら良いだろうが、実際には酸素濃度が下がって思考能力が僅かに衰える。
この僅かがくせもので、最初に失うのは、否定という感情だったりするから、どんどんメディアの情報に洗脳されていくことになる。
もちろん、その事に根拠などない。でも、多くの人が感じている、個人の中での真実ではないだろうか。
僕は常々、植物と会話して欲しいと言う。もちろん植物の言葉は分からないけど、彼らが発する感情を肌で感じる能力が高まってくるからだ。
彼らは、栽培者に常にこう訴えかけてくる。
自分は、僕は、私は、この地で根を張った以上、自力で、そして幸福に暮らしていきたいと。
植物の声を聞かない栽培者は、植物がどんな感情を持っていても関係ないと思うだろう。自分の利益になればそれでいいわけだ。
今の世の中を見ていると、そんな人たちばかりのような気がしてくる。これでは、間違った対策が続くのは必然だろう。
1億2千万人の人たちが、いや世界78億人全員が、無肥料無農薬栽培を始めれば、世界は劇的に変わるのになぁと、ありもしない妄想をしながら、密かにその可能性を待っている(笑)。
さて、自給農連続セミナーを全国で開催しているが、場所が遠い、スケジュールが合わない人の為に、今年も4月よりオンライン講座を開催するよ。
基本は畑に来てもらいたいのだが、興味のある方は是非。
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#岡本よりたか

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