新たなる
「新たなる」
というわけで、新たなる挑戦の中で、新たなるネットワークを組んでいる。
今朝のテーマは、「イーズ」。
イーズってのは、オブジェクトの動きを滑らかにするテクのこと。
たとえば、右から左へ動かすときに、いきなり動かす方法と、滑らかに動かす方法がある。
イーズは、滑らかに動かす動きを実現する方法のひとつ。
AfterEffectsとかを使ったことのある人ならご存知のことと思うが、動き出しと、動きの終わりに、動きの速度に曲線的な変化をつける。
動き出しは、速度を少しずつ速くして、動きの終わりには、速度を少しずつ遅くする。
AfterEffectsでは、一般的に、ベジエ曲線が使われることが多いと思う。
僕が、Houdiniで使う方法は、いくつかある。
一般的には、アニメーション・エディタで登場するベジエ曲線を使う。
VEXでは、三角関数を使う方法、2次や3次の関数を使う方法、差分を使う方法、などを使ったと思う。
で、今回は、オブジェクトの位置ではなく、もう少し細かなパラメータにイーズをかけようとしている。
加速度、係数、アクティブな状態、ほか。
そんなものだ。
仕上がりの絵がどうなるのかわからない。
動きや位置だけではなくて、シーンの状態を表現するパラメータをイーズをつけて変化させようとしている。
ランプの明るさや、色の明暗くらいなら、アニメーション・エディタを使えばいい。
数が多くて、細やかなので、プログラムで実現する。
たいして難しいことではない。
結果がどうなるかわからないところが、なかなか悩ましい。
つまり、何週間もかけてレンダリングして、全部がパーになるかもしれない、ということだ。
その、「パーになる」ところが、「新たなる挑戦」ってところ。
「新たなる」というよりも「無謀なる」が適していることは言うまでもない。