ミカロユス・チュルリョーニス 2つのリトアニア民謡
「ミカロユス・チュルリョーニス 2つのリトアニア民謡」
チュルリョーニスさんの「2つのリトアニア民謡」を弾いた。
クラシック音楽には、民謡の旋律を取り入れた曲は少なくない。わかりやすい例は、たとえば、アイルランドの作曲家は、世界中の誰もが知っている「ダニー・ボーイ」や「ロンドンデリーの歌」と呼ばれる民謡の旋律を取り入れた曲を書いている。
僕も、世界の古今の民謡には興味がある。なので、チュルリョーニスさんのこの曲が、どんな曲なのか、興味を持って、楽しく弾いた、というところだ。
これまでは、少なくとも、6月までは、民謡を弾ける気がしなかった。それが、先月くらいから、「なんとかなる」という、へんてこりんな自信がついたので、弾くことにした。
旋律は、可愛く楽しい。チュルリョーニスさんの編曲は、少々難解で弾きづらいところがある。その難しいところは、なんとか誤魔化したかな、というところ。
2曲の標題は次のようになっている。
楽譜にはロシア語で書かれていた。
1 я посеяла руточку
2 матушка спатв хочу
これを、DeepL翻訳(https://www.deepl.com/ja/translator)にかけると、こうなった。
1 私はペンを蒔いた。
2 お母さん眠りたい
IMSLP(https://imslp.org/wiki/2_Folksongs_(Čiurlionis%2C_Mikalojus_Konstantinas))に書かれていた英語訳は次のとおり。
1 I Sowed the Rue, VL 280
2 Mother, I want to Sleep, VL 281
「VL」ってのは、ヴィータウタス・ランズベルギスって人がつけた整理番号らしい。
1の「Rue」だが、Macの辞書で翻訳すると「後悔」「悲しみ」となる。
なので、僕的テキトー&イイ加減な訳で、次のようにしておく。
1 僕は悲しみの種を蒔いた
2 眠いよ お母さん
ミカロユス・チュルリョーニス 2つのリトアニア民謡