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嚙まない食事 #2 手術後のごはん

2023年1月27日の帰国から2月13日入院までの間、なるべく柔らかい食事を~と、何とか工夫して作っていました。
刺身をミキサーしたものが、一番食べやすいみたい。だけど、、、毎日お刺身だと破産します。私、毎日何作ってたのかしら?記録がなくて、記憶もおぼろげです。

いよいよ、入院&手術となり、柔らか食事作りはひとまずお休み。心配な気持ちもありつつ、ホッと一息ついたことを覚えています。

そして、2月15日に手術。

2月18日にHCUから病棟に戻るも、しばらくは点滴&経管栄養生活。
初めて口にした半固形物は、ぶどうゼリー。
手術から12日後の、2月27日夕食のことでした。
「味がするって良いね。美味しかったよ」とオット様。

そして、翌2月28日。
「茶碗蒸しついた!美味しい」
よっ!玉子!!命のカタマリね♪

翌3月1日にはペースト食へ。
一気に栄養感がアップして喜んだのはツマだけで、「おかずが全部ドロドロ。何か判らないやつ。不味かったよ」だそうで(^-^;

しかし、当初は不味いと言っていたペースト食にも徐々に慣れていき、「今日も美味しかったよ~」と食事を楽しんでいるご様子。
嬉しい反面、「いやいや、これ、私作れないから」が率直なツマの気持ち。せめてキザミ食くらいまで戻ってから退院して欲しいな~と思ってました。

その希望が叶ったのは、手術から20日後の3月6日。
細かく刻まれた副菜は、ペーストに比べると見た目がグッド。が、これまた準備するには大変そうではあります(^-^;
キザミ食のまま、3月11日に無事退院と相成りました。

退院の朝のキザミ食

退院後は、入院中のメニューを参考に、せっせとキザミ食作り。
しかしながら、水分量の少ないパサつくものは食べ難いそうで。結局、水分の多いままミキサーにかける感じに。水分多めの3食は、とにかくお腹がタプタプになっちゃって、たくさんは食べられないのも困りもの。
餡かけやとろろ芋で飲み込みやすく。。。試行錯誤の日々でした。

もともと料理が苦手で、栄養に関する知識も持ち合わせていなかった私です。このままではいけない!勉強しよう!!と、いろいろ検索していたところ、介護食の通信教育を目にし、せっかくだから~と資格を取ることに。
数か月後、「介護食マイスター」と「介護食作りインストラクター」を取得いたしました。
まさか料理苦手さんが食事系の資格を取ることになるとは!何がどう転ぶか分かりませんね(^^♪


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