【ゆったりしたお金持ち】㉜テンポよく “其の2 “〜デキる人同士で集まったとしたら〜
行動力がある人の周りには、やはり同じような人が集まります。
そのような場合、何かを決める際も話し合いが早く進みます。
そして、物事がトントンと進んでいきます。ストレスなくスムーズに進むと、また同じメンバーでやりたいなという気持ちになります。テンポとはそういう意味でも大切なのです。
自分にはなかなか依頼が来ない、なかなか誘ってもらえない、という人はスピードアップを図ってみるのもいいかもしれません。
3日でできそうなことを1週間ください、と言われると相手もしらけてしまします。それなら別の人を探そう、ということになります。しかし、2日あれば十分ですという姿勢でいると頼もしく感じてもらえるのではないでしょうか。
また、「ちょっと忙しいので時間をください。」というような人も実は信頼を無くします。なぜなら、忙しいのはみんな同じだからです。現代人に忙しくない人なんて、そうそういません。
むしろ、相手の方が何倍も忙しいという場合だってあります。そのため、本当に忙しかったとしても「忙しい」を前面に出すのは控えた方が無難です。
良い仕事ばかり回ってきて羨ましいと思えるような人がいたとしても、その人は単純に人よりもたくさんの仕事をこなしているだけかもしれません。
人より3倍の仕事をこなせば、良い仕事に当たる確率も3倍増えるわけです。
そして、それに付随して良い人に出会うチャンスも増えるので、結果として良い仕事が巡ってくる可能性も上がるのです。
中には「仕事なら割り切って頑張れるのだけど…。」という人もいますが、どのようなことであってもテンポが良いのがゆったりしたお金持ちの特徴なのです。
仕事はもちろん食事やレジャーの誘いに対する返答も、飲み会の幹事も、PTAやボランティアなどでの活動も対応は同じです。
お金になることは早いけどそうでないことになると俄然やる気をなくしてしまう、というのとは少し異なるのです。
最後に、将棋棋士の羽生善治九段の言葉をご紹介します。
『三流は人の話を聞かない。二流は人の話を聞く。一流は人の話を聞いて実行する。超一流は人の話を聞いて工夫する。』
まずは実行することで一流に近づきたいものです。超一流になるための工夫も、やはり実行あってこそなのですね。