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【ゆったりしたお金持ち-66】コンビニ断ちをしてみたら
先日、コンビニ断ちをしてみたという人の本を読みました。著者は、毎日3回〜5回コンビニを利用するというヘビーユーザーでした。
しかし、ふと便利過ぎる生活に浸ってしまっている状態に疑問を呈すことになり、自らコンビニを利用しない生活をチャレンジしてみようと思い立ったのです。
コンビニを頻繁に利用する人にとっては、コンビニが生活の一部と化してしまっていることも多いです。人によっては、食品や飲料をいつでも欲しい時に調達することができるので、冷蔵庫代わりに使用する場合もあります。買い物だけでなく、銀行代わりにお金の出し入れをしたり、公共料金の支払いなども済ませたりすることができます。
そのため、コンビニをいきなり断つというのは、相当な気合が必要だったと思います。
著者の目的は、便利過ぎるコンビニに頼らないで生活することでしたので、まずはコンビニで購入していたものをコンビニ以外で調達するように変えていきました。
ペットボトル飲料は自販機で購入するようにすると、意外と街中には自販機がたくさんあることに気付いたそうです。路地裏などにも存在し、たまに100円の自販機に遭遇すると安いと感じるようになりました。
それまでは、コンビニでミネラルウォーターのペットボトルを毎日のように購入していたそうですが、安い自販機を見つけてからは値段の感覚にも変化が起きるようになり、最終的に自宅からボトルを持参するようになり、外では買わなくなったそうです。
この金銭感覚は、ゆったりしたお金持ちが常に持ち続けているものです。そもそも、お金が貯まりやすい人はコンビニを利用しません。ATMの手数料なども支払わなくて良い方法を選びます。
無理をして節約を心がけるというよりは、必要ないところに無駄な出費をしないという方針なのです。
この本の著者は、決して節約のためにコンビニ断ちを思いついたわけではないのですが、結果として金銭感覚が磨かれていくところが面白いと思いました。
お金が貯まりやすい人は、「貯めるぞ!」と意気込んでいるわけではなく、何となく知らない間に貯まっていたというケースが多いのです。
気合を入れすぎると長続きしなかったり、リバウンドに見舞われたりするからかもしれません。
ちなみに著者はその後、自炊も心がけるようになり、健康的にもなったようでした。