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継続再雇用 選択して良かった。

私は、東京より北の生まれの田舎もんの「ポンスケおっちゃん」です。

私は、定年退職時に継続再雇用を選択しました。
参考になればと思い、書いてみます。

結論からすると、継続再雇用を選択して良かったです。

私の場合、定年退職後は、
1)定年退職し、リタイアする。
2)定年退職し、別の会社に再就職する。
3)定年退職し、独立業(コンサルタント、又は、起業)をやる。
4)継続再雇用する。
と選択肢がありました。

完全リタイアでは、退職金を含めても手持ちの資金が不足し、年金の出る65歳までの資金が厳しかったです。65歳の年金開始まで、年300万でやりくりするとしても、×5年では1500万を持ち出します。
⇒ 非現実的でした。やはり働く必要がありました。

別の会社、、と言っても、地方都市にはなかなかありません。
60過ぎのおっちゃんには厳しすぎました。都会なら、職歴を生かした道もあったかもしれませんが、事情があって田舎にUターンしましたので、これも厳しいかと、、。
⇒ 断念

都会の先輩は、コンサルタント、等で、独立する方もいました。
色々アドバイスも頂き、実情も理解したのですが、
・第一に私にはそのスキルは厳しく、
・第二にこの田舎には需要がありませんでした。
⇒ 断念

実は、妻の実家の介護(の一歩手前です)もあって、自分たちの老後の資金の前に、いざというときの義母の支援の資金確保の必要もあり、ここは、安全策をとって、今の会社の継続再雇用を選択しました。

<メリット>

1)給与は、当社では、継続再雇用の場合、
   ・部長級は、×0.6
   ・課長級:×0.8
   ・一般社員(組合員):×1.0(満額継続)
  という仕組みで、その差は、ごく僅かな差になります。
  私は、部長級なので6割と大幅に減額しましたが、
  金銭的に助かりました。

2)仕事は、一気に窓際というわけでなく、これまでの業務を継続し、
  メンバーの支援という形で、ある程度の責任もあり、やりがいも
  持てました。

3)自分の将来を見据える時間としました。
 「将来を考える時間を頂いた」と割り切って、余裕ができた時間を     
  自分や夫婦のこれからについて、考える時間にしました。
  これまでは、頭の中は責任で潰されそうでしたが、継続再雇用に
  なってからは、頭に余裕が出来て、これからの事を考えられるように
  なりました。
  これは本格的な年金までのモラトリアムの時間としました。

4)今、こうしてnoteを書く意欲も生まれ、元気に過ごせています。

<まとめ>

それぞれの人生で抱える状況も人それぞれだと思います。
あくまで私の場合は、継続再雇用を選択することで、気持ちに余裕を持ちながら、将来的な経済に対し一息つくことが出来たという話です。

これまでの仕事の継続に関し、色々なケースが考えられます。
仕事が断絶してしまう場合もあるかもしれません、
責任ばかり重く給与が大幅に減る場合もあるかもしれません、
逆に、責任もやりがいも失って途方に暮れることもあるでしょう、
あるいは、人間関係で悩む場合があるかもしれません。
答えは一つではないと思います。

従って、私のケースは、一つの例として見て頂ければと思います。





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