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オンラインショップ始めました

ショップ名は【PON PUBLISHING Online Shop】です。

なぜ、オンラインショップを始めたのか、お暇なときにでも、まったりお読みくださいませ^^*

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今年の3月から驚くほど紙代(印刷費)が値上がりました(紙代だけではありませんが今回は省略します)
印刷した部数すべて売れたら、多少の値上がりも問題ないのですが、実際はなかなか厳しいですね…。

本が印刷されてから、どのように流通するのか、少しお話しますね。
印刷された本は見本として、まず版元に届きます(このとき届いた本を作家さん、イラストレーターさん、デザイナーさんに見本誌としてお渡しします)
発売予定日の2日前に、取次搬入、そこから全国の書店さんへ配本されます。
が、必ずしも刷り部数すべてを取次で配本していただけるわけではなく、ぽん出版の場合、だいたい刷り部数の七割くらいを取次で扱っていただいています。

残りの三割はどこに行くのか。それは在庫という形で倉庫に入ります。

書店さんに配本された本は、店頭にずっとあるわけではありません。新刊は書店さんに次々と入ってきますので、本が残っていると陳列出来ず、そうなると売れ残っている本は棚から姿を消します。

★書店さんから消えた本は、返本で倉庫に戻ってきます。

倉庫には配本されなかった三割程度の本がすでにあり、返本で戻ってきた本も合わせると、平均して刷り部数の半分弱くらいが在庫に眠っています。
もちろん、書店さんから注文が入れば出荷して減っていきますが、新刊は多少動いても、既刊はそれほど多く数は出ません。
紙の本が売れなくなっていると言われていますが、実際ここまで厳しいとは…。

倉庫の在庫も、新刊を出せばおのずと増えていきます。
そうなるとどうなるのか…最後は断裁(切り落とし)処理になります。
一生懸命作った本を断裁って…と思うかもしれませんが、倉庫は無限大ではなく、限られたスペースです。
書店さんの売り場とおなじく、新刊の在庫や返本を入れるために、古い本から断裁することになってしまうのです。

そうなる前に、一冊でも多く世に送り出すために、読者さんにお届けできるように、オンラインショップを始めました。
ぽん出版の刊行物で読みたい本がありましたら、お近くの書店さんで買っていただいても(お取り扱いがない場合は書店さんでお取り寄せもできます)良いですし、普段ご利用のネットショップで買っていただいてももちろんOKです。
ネットショップでも在庫が見当たらないときは、ぜひぽん出版のオンラインショップをご利用ください♪

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読者さんにはあまり関係のないお話をしてしまいましたが、出版社の事情、その裏を少しでも知っていただけましたら、本屋さんに寄ったとき(あ、この本今買わないといずれ買えなくなるかも)と手が伸びるかな、伸びて欲しいなと願いを込めて^^