トロオドンの家に招かれた
これは、僕がトロオドンの家に招かれたときの世にも奇妙な本当にあった怖い話しです。
その日、僕はトロオドンと駅前で待ち合わせしていました。
僕は待ち合わせ時間の10分前に、手土産のチー牛を片手にトロオドンを待っていました。
約束の時間から遅れること5時間。
交差点の向こうで、手を振ってる野球帽の男の姿が見えたのです。
薬物でボロボロになった歯、黄疸が出ている目、不自然なほど高く整形した鼻、下着も着ていない全裸中年男性が、新品のニューバランスの靴を履き、フランス製のオシャレ