【 ホ・オポノポノ 】 クリーニング日記#031 :失礼な人についての記憶をクリーニングしたら、失礼じゃない人と出会った話
ある日、電車に乗っていた時のこと。
空いている席に座ろうとしたところ、向こう側からスーツを着た青年が、同じ席に座ろうと勢いよく歩いてくる、ということがありました。
反対の方向からやってきた私たちは
一つの席を目の前にして一瞬立ち止まり、お互いを見合ってしまったのですが、
そんな気まずい間(時間にしたら 0.1秒くらいかもしれないのですが)があった後、その青年は迷いなく、ギロッと私を力強く見ました。
「俺は疲れているんだよ、座らせろよ」
「邪魔だよ、そこをどけよ」
そんな無言の圧を感じた私は、
スッときびすを返し、その席から離れた窓側に再び立つことを選んだのでした。
青年がその席にそのままドカッと乱暴に座ったのを、視界の端の方で確認しながら、知らない間に参戦していた椅子取りゲームに負けたような気分になったのでした。
この、一見するとなんでもない最近の出来事が、
私に深い悲しみや、傷を、見せてくれることとなりました。
「野蛮な態度で怖い」
「なんて横暴で失礼な態度なんだ」
「席をお互い譲り合うのがマナーじゃないか」
「日本人男性は本当に自己中心的だ」
私の中から出てくる一方的な判断や
溢れてくるたくさんの感情
これまで男性にされてきた
無礼な言動や乱暴、マナー違反の記憶たち
それらを一つ一つ
その電車に乗りながらクリーニングを繰り返していました。
それから何日かした後、
別の電車に乗っていた時のこと。
再び似たようなシチュエーションがやってきました。
空いている席に座ろうとしたら、別の方向から男性がやってきて
お互い立ち止まり見合う、というあの気まずいシチュエーションが…!
「また?!」と、一瞬身構えたのですが、
今回はその後の展開が違いました。
その男性はすぐに「どうぞ、どうぞ」と
席を私に譲るジェスチャーをしてくれたのです。
その自然な態度に呼応するように、
私の内側からも「いえいえ、どうぞどうぞ」と
譲るジェスチャーが流れるように出てきたのでした。
この経験のお陰で、
前回の経験や、これまでの色んな悲しい記憶が
少し浄化されたような気がしたのでした。
(これも要クリーニング)
そう、失礼じゃ無い人が存在していることを
頭では分かっているし、
親切で優しい人たちに、きちんと接してもらっているはずなのに
失礼な人達と出会うと自分でもびっくりするくらいの
怒りや悲しみが込み上げてきて、その感情に溺れてしまったり、
そのほかの親切で優しい人たちの存在をすっかり忘れてしまうのです。
(要クリーニング)
「失礼じゃない人も、ちゃんと存在している」
という、とてもシンプルな事実を
私は今回の経験を思い出すことで、これからもきちんと覚えていられるといいなぁ、、、と思いました🙈
ジェンダーにまつわる記憶は
引き続きクリーニングですが…!
ここまでお読みくださり
ありがとうございました🌱
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