リアル「下剋上球児」体験!
今日も古狸の独り言にお付き合い下さりありがとうございます。
気付いたら2023年も暮れようとしています。
後10日で新しい年を迎えるなんて全然実感がありません。
この一年で全力投球できたか、と言われたら反省点しか思い浮かびませんが、【特別な一年だった】といえる印象深い出来事が一つありました。 この年になって「青春」疑似体験させてもらったのです。
折しも「マイセカンドアオハル」なるドラマがありましたが、私の場合は「下剋上球児」体験です!
TBSドラマ「下剋上球児」ご存知ですか?
「10年連続県大会初戦敗退の弱小校が甲子園出場を果たすまでの物語」ということで、最初から結末が分かっているドラマながら、試合運びは毎回ドキドキ・・古狸にとっては、わずか数か月前の自分や選手の姿と重なって感情移入しまくりです笑
そう、、あれは3年の前のこと・・・
我が末っ子は小さい時からまん丸のおデブちゃんで運動はからっきしダメ。
体育、運動会、マラソン大会、全て悲惨な状態だったのですが、何を血迷ったか中学の部活動で野球部に入ったというではありませんか。
人数ギリギリで、3年では否応なくレギュラーに。
試合を見守る狸は、「どうかこの子の所にボールが飛んでいきませんように!」と祈りながら見る始末です。
初めての公式戦となる新人戦
キャプテンがアクシデントで不在となり、急遽ファーストを守ることになりました。
テレビですら野球を見たことのない子で、ルールも覚えたて、元来運動のセンスがないので瞬時の判断も出来ず、、、
チームの足を引っ張ってしまい、まぁ酷い有様でした。
公式戦全て敗戦のチーム
かつてドラフトで2人も選ばれた偉大な先輩方を輩出した中学ですが、今は到底強いとは言えず、公式戦は全て敗戦。
それでも先生方は出来るだけ練習試合を入れるようにして子供たちに野球の楽しさと厳しさを教えてくれました。
負け試合が多く腐ってしまう時もありましたが、夏の公式戦になると引退がかかっています。 負けたら即引退。
目標は県大会出場です!
地区予選で良い結果を残せなかったため、加賀地区の強豪チームがいる山でのトーナメント戦。
・・・ここからエンジンがかかったか、こちらにほぼエラーがなく、逆に相手にエラーが続いて勝ったではありませんか!
毎試合、今日がこの子たちの引退試合になるかも! 何とか後もう1試合・・・と思いながら応援に出かけ、一喜一憂し声がかれるまで応援。
それが3試合勝ち抜いて県大会出場です!
そして気付いたら、県大会出場を目標にしていたチームが、県大会優勝を手にしたのです!! これを感動と呼ばずなんと言いましょう!!
最後までわからない試合運びで本当にドキドキハラハラ・・・
子供達の笑顔と、この夏の感動は一生の宝物です。
チームメイトも、子供達を支えてきた保護者仲間との出会いも、感動を更に強くしてくれました。
甲子園とはくらべものになりませんが、下剋上球児のドラマを結構なぞっていて、改めて胸が熱くなりました。
団体競技は責任が重く嫌だ…と思ってきた私ですが、個人競技では味わえない感動があるということを子供たちに教えてもらった出来事です。
ついつい長くなってしまってすみません。
末筆ですが・・・
皆様、今年も古狸と北陸人材ネットを支えて下さり本当にありがとうございました。
穏やかな年末年始をお迎えになり、新しい年もどうぞよろしくお願い致します♪
北陸人材ネット の仲間のノートhttps://note.com/tooru_hjn/m/mec12aa0b3455