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新婚旅行#3【フランクフルト】地獄の14時間フライト
06/22 10:30
成田国際空港
↓ ✈︎日本航空【14時間20分】
06/22 17:50
フランクフルト国際空港
昨夜は普段通りに寝たため、全く眠気もなく、フライト中は
映画でも見ようかと思ったけれど、特に見たいものもなく、読書を試みるがなんだか集中できず…
目瞑ったり、ボーっとしたり、ただ時間が過ぎるのを待っていた。
12時くらい?1回目、機内食の時間。
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機内食に期待はしていなかったが、意外と美味しく、量は多かったが頑張って完食。
デザートにハーゲンダッツ、″JAL限定″に気分も上がる。
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しばらくして、夕飯ぐらいの時間にパンをいただく。
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現地時間おそらく16時くらい?に2回目の機内食。
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無印のカレーは機内食にまでなっているのかと驚いた。
お米は、ねちょねちょしていた。付け合わせのサラダは、むつごかった。(讃岐弁で胸焼けがする、くどい、油っこい、甘ったるいという意味)
腹10分目を通り越したが、残すのはもったいないと思い、完食。
のちに後悔することとなる。。。
食べ終わった後、なんだか胃のムカムカからの気持ち悪さがやってきて、恐れていた事態が起こってしまった。(読むの嫌な人は飛ばしてください)
うっ、気持ち悪いっと思って
急いで胃薬を飲むが、時すでに遅し。
胃薬は胃に到達する前に、というか口に含んだと同時に胃の中のものが口から出てきた。
エチケット袋を必死で取り出すが(夫)焦って、袋の口が十分に開かず、一部は出てしまい、衣服や座席が汚れてしまった。最悪だーーー。
周りの方にも申し訳ないし、ほんとにごめんなさいという気持ち…。
お水をもらうが、なかなかスッキリはせず…
それからも3回ほど嘔吐してしまう。(トイレへは間に合った)
着陸寸前、ベルト着用サインが点灯した時、またもや私の胃の中はぐるぐるしていた。
揺れもあり、気持ち悪くなって、我慢できない!トイレ!と思って席を立ったところ、CAさんからジェスチャーで「今はダメです、座ってください!」と指示があった。
しかし、わたしは我慢の限界。もう席で吐きたくないと思い、私も顔で「もうダメです、限界です」と伝え、困り顔のCAさんを横切りトイレに駆け込んだ。その時に、CAさんがインカムでおそらく上司の方に、1人トイレへ駆け込んだと報告していた。
(これが正解だったかはわからない。席で吐いた方がCAさん的には良かったのか…?)
ギリギリセーフだった。。。
ずっと、無印のカレーが胃の中でぐるぐるしている気持ち悪さ…。ツナマヨパンやごまだれ豚しゃぶ、むつごい付け合わせを無理して全部食べたせいだと後悔する。
憧れのヨーロッパに着く時、トイレの手すりにしがみつき、揺れに耐えていたことを思い返すとなんともみっともない。
フランクフルトに到着したとアナウンスがあった。
その後、乗客が廊下を歩く音が聞こえてきて、出るタイミングがわからないな…と思い静かになるまでトイレで待っていた。今かな?と思っていたら、CAさんが声をかけてくれて、座席に戻ることができた。
水をいただき、ちょっと休ませてもらった。
CAさんも心配そうにこちらを見ていて、申し訳なさしかなかった。早く出ないとと思い、マシになったので歩いて行くと、全員のCAさんに声をかけられ(みなさん優しかった)とても恥ずかしかった。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません(泣)
人波に乗り遅れてトボトボ歩いていると、現地のグランドスタッフさんなのかJALの制服を着た方が入国審査の所まで案内してくれた。
顔が死んでる私を見かねたスタッフさんは、入国審査の長蛇の列をかわし、優先レーンに通してくれた。
しかも、入国審査も通訳してくれて、私たち夫婦は日本語でスタッフさんに伝えパスポートを提示するだけで入国審査を通過したのだ。
めちゃくちゃありがたかった。
並んでたら30分以上は立ちっぱなしで待っていただろう。
荷物を受け取り、ベンチで休憩。気持ち悪さはまだ残っている。
空港からホテルまで電車で行く予定だったが、大荷物を抱えて歩くのは厳しいと判断して、Uberを使うことにした。普段、田舎で生活している私たちにとっては無縁のUber。初めての利用が言葉が通じない国…。
夫がその場でUberアプリをダウンロードしてくれ、手配してくれた。
待ち合わせ場所目指して、歩く。
周りを見渡すと日本人がほとんどいない。
ドイツに来たんだと、ちょっとずつ実感が湧いてきた。
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空港から出て、Uberアプリで車種やナンバーを確認しつつ、待ち合わせ場所付近をウロウロ。
ドライバーさんから、着いたとメッセージが来たが見当たらない。広範囲でウロウロ探していると、それっぽい人を発見。ドライバーさんも手を上げてくれたので、笑顔で(夫)駆け寄った。
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Uberのお兄さんは優しい方だった。
ホテルまでちょっとした雑談をしながら、30分ほど車に揺られた。(気持ち悪さはあったがなんとか我慢できた)
フランクフルト中央駅付近のホテルをとったのだが、駅付近は治安が悪いと言われている。
駅付近で、Uberお兄さんが、
ここの通りは、ジャンキー(麻薬中毒者)がいる
ここの通りは、そういうお店がある
ここの通りから向こう側へは行かない方がいい
などと、危険情報を親切に教えてくれた。
車内からジャンキーな人を見つけては、気をつけてね、と教えてくれ、ホテルまで送ってくれたため、ジャンキーとは出会さず無事到着。
初めてのUberだったが、優しい人でよかった。
Uberは事前に料金がわかるが、任意でチップを払うこともできる。
もちろん、チップを支払った。
まだ気持ち悪かったため、シャワーを浴び、汚れた衣服を洗い、就寝、この日は終了。
初めての14時間フライトは苦い思い出となったが、JALでよかったと心から思った。
新婚旅行#4 へつづく。