【Dota 2】やられたらやり返す、ダメージトレードだ!
Dota 2、特にレーン戦おいて常に意識しておきたいことがダメージトレード(ダメージ交換)という考え方です。どういうことかと言うと『一方的に攻撃されるのだけは避けよう』ということです。
ミクロ的なトレード
参考にこちらの動画を観ていただきたいです。
Phantom AssassinがPrimal Beastに距離を詰められ、死ぬことがほぼ確定した瞬間に(厳密にはアビリティを使ってエスケープできそうですが)、Skywrath Mageに飛びつきキルを取っています。その後Phantom Assassinはデスしてしまいますが、
キルを取ってデスする
のと
キルを取れずデスする
のであれば、前者の方が良いことがお分かりいただけると思います。
キルを取れなかったとしても
ダメージを与えてデスする
のと
ダメージを与えずデスする
のであれば、こちらも前者の方が良いことがお分かりいただけると思います。
サイドレーンの場合、ダメージを与えずデスしてしまうと、残された味方は、相手のHPが減っていない状態での1 VS 2の構図になってしまいます。
ダメージを与えてデスした場合、残された味方は、相手のHPが減った状態での1 VS 2の構図になるので、ラストヒットが取りやすくなったり、キルのチャンスも生まれやすくなります。
こちらはサポート目線の例です。
相方のDragon Knightがデスするのを確認しつつも、対面のヒーローの内より遠いはずのPhoenixを攻撃していることがお分かりいただけると思います。これは、DawnbreakerよりPhoenixの方が脆く、キルのチャンスが生まれやすいからです。
その後、実際にPhoenixを倒します。その後Crystal Maidenはデスしてしまいますが、Dawnbreakerも瀕死状態のため、下がらずを得ず。リスポーンして全快のDragon Knightにぬくぬくラストヒットを許してしまいます。
デスすることが確定したシチュエーションでも「何かできることはないか?」「どうせ死ぬなら・・・」と考えましょう。
後発すれば人に制せられる
やられたらやり返すことも大事ですが、先手を取ることはもっと大事です。
Dota 2には100以上のキャラクターがいますが、どのキャラクターも大体同じような強さに設定されています。1:1で同時に攻撃し始めれば相打ち状態になります。ということは、先に殴り始めた方が勝ちますよね。
実際には、キャラクターの相性を考慮する必要がありますが、それは知識で得るより経験で得る部分が多いと思います。先手を取った戦い方をしなければ、どのキャラクターにも勝てず、相性も分からないまま過ごしてしまうことになります。
他にも
Tangoを早めに使う
Faerie Fire,Enchanted Mango,Magic Stickなどの即回復系アイテムを使う
アビリティのクールダウンが終わるのを確認して使う
クリープのダメージを受けないように立ち振る舞う
といったこともレーン戦のダメージトレードで負けないためには重要です。
マクロ的なトレード
上記はミクロ的なダメージトレードの例ですが、マクロ的なトレードも意識しておく必要があります。
参考動画がこちら。
Dire側目線で、Top LaneのTier 1 Towerが折られそうです。ここでTPを使い、Top LaneへGankしに行っても良いですが、敵ヒーローが2人以上いるので、できれば3人で仕掛けたいところです。しかし、仲間のTPがクールダウン or 持っていなかったり、ソロの場合は味方がGankに来てくれないなどの不確定要素も多く、Gankに失敗する可能性があります。
そこで『Towerが1本折られそうだけど、こちらも確実に1本折っておこう』と考えることができます。
まとめ
後発すれば人に制せられる。先手を取ろう
一方的に攻撃を受けないようにしよう
死ぬのが確定しても何かできることが無いかを考えよう