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【Dota 2】リスクと取ることの楽しさと重要性

『星のカービィ』シリーズや『大乱闘スマッシュブラザーズ』の開発を手掛けたことで知られる桜井政博さんのYouTubeチャンネルを観ていたら「ドタじゃん」って思った。

動画内では、

  • ゲーム性とは・・・リスクを抑えてリターンを得る楽しさ(開発者目線)

  • 攻略とは・・・リスクを抑えてリターンを得る工夫(ユーザー目線)

と定義されている。

敵も味方も直線攻撃しかできないインベーダーゲームを例にとり「敵の直線上にいなければ、攻撃されることは無いが、攻撃を与えることもできない」つまりノーリスクノーリターンだと解説されている。

更に補足すると、攻撃して敵を倒さなければ敵は迫ってきて負けてしまうので、リスクを取らなければジリ貧ということが言える。

Dota 2でも同じことが言える。レーンに出ずにジャングルでファームするのは簡単だが、成長スピードは遅い。ノーリスクノーリターンだ。しかし相手の成長は相対的に早くなってしまうのでジリ貧ということが言える。

集団戦を仕掛けず、ジャングルでファームするのは簡単だが、成長スピードは遅い。ノーリスクノーリターンだ。しかし相手から仕掛けられる集団戦ばかりでは、不利な集団戦ばかりになってしまうのでやはりジリ貧ということが言える。

だったらやみくもにリスクを取れば良いのか?と言うとそういうことでもない。

そもそも『リスク』という言葉は『危険』という意味で使われがちだが、金融業界などでは『良い方に振れるか、悪い方に振れるか分からない状態』のことを言ったりもする。

つまり、一か八かにチャレンジすることが、リスクを取るということであって、リターンの無い危険に飛び込むことではない。

そこで、少しでも危険を抑えて、少しでも多くのリターンを得る確率を上げる工夫、つまり『攻略』方法を考える必要がある。

レーン戦だったら、レーンクリープの衝突位置を下げることだったり、視界が取れている(相手に取らせていない)いうことだったり、

集団戦だったら、高低差が優位なところで戦うことだったり、人数的に優位な状態で戦うという工夫がこのゲーム(他のゲームも)の面白さであり重要なところだと思う。

「命を賭けることと命を軽く扱うことは似てるようで全然違うぞ」

キルア・ゾルディック

HUNTER×HUNTER

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