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蟲神器デッキ紹介 アントライオンコントロール 


はじめに

お久しぶりです。

ぽんぽろです。

今回は私が全国大会で使ったデッキ「アントライオンコントロール」を紹介していこうと思います。

デッキ名としてはアリジゴクの英名が「Antlion」、3色デッキ、赤の3種の虫を状況に応じて使い分けるため、三角形の「トライアングル」から。


noteを書くのが遅かった理由

全国大会決勝リーグ出場者の皆さんがnoteにて使用デッキ紹介をすぐに行っている中、私がすぐに記事を書かなかった理由は主に3つあります。

①私&私のデッキを使った刺客が決勝リーグいけなかった。(号泣)

②実際の強さは動かしてみないと伝わらないデッキのため、勝てることを見せる必要があった。

③シンプルにめんどくささが勝った。

この3点から、公認大会優勝してから上げようと決めました。
結果として全国大会明け最初に出場したトレカホライゾンの蟲神器公認大会で何とか勝つことができたので安心して記事を出すに至りました。

10/29 トレカホライゾン優勝デッキ

この日はトレカホライゾンと同じく日本橋にあるドラゴンスター日本橋2号店で蟲神器3弾先行体験会があったということもあり、先行体験会終わりの関西の強豪蟲主が集結して参加者15人とかなりの規模になりました。そんな中での優勝はこのデッキが強いという裏付けになったのではないでしょうか。
(この後枚方まで行って大会はしごした末にのらさんに撃破されたことは忘れよう。)


デッキ作成の経緯

さて、このデッキの作成経緯について説明していきましょう。
このデッキのアーキタイプができあがったのはさかのぼること9月末、第2回のらいおん杯に持っていく用のデッキとして用意していましたが、0回戦で土曜日授業ワンショット相手に屈した結果敗退。

この意味ありげな「蟲封じの蛍袋」はアリジゴクの伏線だったというわけです。(この時点では蟲封じの蛍袋も1枚入っていた。)
新作として出す予定だったこのデッキですが、出す場を失ったため、どこか大舞台で使おうとした結果全国大会に持っていくデッキの候補に入れました。

私が全国大会で使うかもしれない新作デッキのアイデアはこの時点で数種類存在していたため、(Ω、蟲封じとか)リア友の削除(@sakujo_arthur)用のデッキとして練習、微調整して真の魔境である大阪A会場を荒らしてもらうことにしました。

自分が使う用のデッキを作るよりも先に他人のデッキを完成させるという謎ムーブをかましつつ、他のデッキ案の調整を行っている中で、「アントライオンコントロール強くね?」と思ったのと、全国大会直前にデッキも完成していないのに呑気に「【蟲神器】全国大会直前!2弾環境注目デッキタイプ12選(サンプルデッキレシピ付き)」なんて記事を上げていた結果、デッキを作って練習する暇が無くなったため、このデッキを練習して全国大会に使用することに決めました。


使用デッキが決まったところで、他の蟲主の様子を見ていると、全国大会直前に参加者はみんな持っていくデッキに悩んでいるんだな~と実感しました。
そこで、試しにこんな投稿をしていました。

投稿してから改めて全国大会前々日にいきなり強いかどうかも分からないデッキ出されて練習して全国大会出る人なんて流石におらんやろと思いましたが・・・。

_人人人人人人_
>      <
>  おった  <
>      <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄

ということで急遽立ち回りのマニュアル作成(この後の内容の簡易版)
裏で歌神器という名のアントライオンコントロール突貫工事練習教室を開いて全国大会前日の終電ギリギリまで練習することになりました。

直前に私を信じて意味わからないデッキを練習してくれた
つばささん(@Wt986_tnohk) 、カルピスさん(@amahamiu1115)
改めてありがとうございました。


デッキレシピ&各カードの採用理由

さて、前置きが長くなりましたが各カードの採用理由に移りましょう。
デッキレシピはこちらになります。

アントライオンコントロール デッキレシピ


ニセハナマオウカマキリ 1枚

小粒を2匹倒せる神のカマ連撃と高耐久相手に強引に突破できる共食いは両方強く、エサに置いてもデッキがバレない点が魅力。

大型同士の殴り合いになった場合にこれ1枚だけでは火力が足りないため1枚採用。


ヘラクレスオオカブト 1枚

火力、体力共に高水準なうえにヘラクレス投げでバウンス(手札戻し)することで強引に突破したり、打点をズラせる点が強力。

ヘラクレス投げ自体は試合中1回使うかどうか程度なので1枚採用。


アレクサンドラトリバネアゲハ 1枚

体力は低めなものの、<不死鳥の舞>により毎ターン最初のダメージを0にできる。

ワンショットや重めのコントロール相手に相手の場に虫がいないタイミングで出すことで要求値を格段に上げることができる。

蚊遣り火を吐かせた後に出すアレクサ最強!

ヘラクレス以外の青の高火力持ちが欲しかったのと、軽めのデッキに対しては壁としての効果が薄いため1枚採用。


オオキバウスバカミキリ 2枚

火力、体力共にトップクラスの虫。

2弾環境では1匹で突破できる虫がオニヤンマしかおらず、そのオニヤンマは2枚採用されることは少ない。

さらにオオキバウスバカミキリはオニヤンマをワンパンできるため、環境に刺さる1枚。

矛としても盾としても優秀であるため2枚採用。


ダイオウサソリ 2枚

5コスト体力1500と非常に固く、アグロやワンショットを止める要員として使う。

また、ウスバやヘラクレス、アレクサの攻撃ときりきざむ600ダメージを合わせると全ての虫を撃破できる点も魅力。

単体の火力はやや低めではあるが、このデッキは7コスト以上貯めるデッキであるため、他のカードでも補える。

2回使いたい場面が多いため2枚採用。


ゴライアスオオツノハナムグリ 1枚

最強の<とびたす>持ち。

ほとんどのデッキが2枚採用の印象だが、1枚採用のメリットは次の3つが挙げられる。

①エサ場に置いても2枚目のとびだすを警戒させ続けることが出来る。

②枠の自由度が上がる。

③とびださなかったとしてもそこまでガッカリしない。

また、このデッキは赤に寄せている一方で瀬戸際の虫時雨を青で出すプランが取れるほか、1積みとびだすの3割も馬鹿にできないため、手札に来ても縄張りから来ても腐らない1枚になる。

(全国大会では1度もとびださなかったんですけどね〜)

さらに、この情報が出回った後に2枚採用にすることで相手のプランを破壊することもできる。


オオコノハムシ 1枚

4コスト緑の火力600擬態持ち。

このデッキは若干セミが重いのと、緑の時雨プランを取れるように1枚採用。

6コストの隣に置くことでほとんどの虫を倒すことができる点や、蚊遣火を先に使わせて後の6コストを守ることもできる点が強力。


アリジゴク 2枚

このデッキの要、「赤の三銃士」(勝手に呼んでいるだけ)の1匹。

3コスト体力700火力300で、蟻地獄という特殊な技を持っている。

蟻地獄を受けた虫は次のターンにアリジゴクが場から離れない限り攻撃を封じることができる。

これのメリットは、相手を倒さずに止めることができる点にある。

対アグロの場合、普通に倒すと縄張りの次のアタッカーが手札に行くため、アタッカーの数が実質減っていないのに対して、蟻地獄を使った場合は相手の手札を増やさずに止めることになる。

これにより、アタッカーを減らすことができている。

また、
全国大会ルールのBO1では、1ターン目から殴る動きはリスクが高すぎるため、上に上がれば上がるほど仕掛けてくる可能性が低くなる。

モンシロチョウ&モンキチョウの採用率が落ちている。

オウゴンオニクワガタで突破される分は2コスト割かせていると考えることができる。
この場合そのターンにトドメを刺されることは無いので問題ない。

このようにアリジゴクは現環境での刺さりが良く、主にアグロ対面で重宝する。
相手の盤面、手札の枚数に合わせて普通に倒すか蟻地獄で止めるかを使い分ける。


ジョロウグモ 2枚

デッキの要、「赤の三銃士」の一匹。

蜘蛛の巣を用いることで攻撃しながら次のダメージを0にするバリアを貼ることができる。

ワンショット、コントロール相手に重宝し、相手への要求値を上げつつ縄張りを取ることができる。

6コス時ジョロウグモ2匹召喚⇒W蜘蛛の巣のプランが強力なため2枚採用。


ヒアリ 2枚

デッキの要、「赤の三銃士」のリーダー。

2コスト最強カード。

自分の赤のエサ×200ダメージの火力が出る。

主に後半の詰め、中盤の火力補助として使う。

このデッキはヒアリを上手く使うことが鍵となるため2枚採用。


ミツツボアリ 1枚

1コストで登場時手札からエサ加速もできる。

2弾環境から体力100や緑の200の虫が増えたことでアタッカーとしての役割も増えた。

アグロに対してプラチナコガネやチッチゼミを倒しながらエサ加速したり、トドメの1打点として重宝する。


瀬戸際の虫時雨 1枚

4コストでエサ場の同色の虫2枚を召喚することができる。

主にトドメの1撃として使う。

餌場には赤メインで貯まるが、赤のエサは保持している方が強い他、単体高火力持ちが少ないため、青や緑で狙う方が強い。


蜉蝣の閃き 1枚

1コストでエサ場の虫を召喚することができる。

基本的には最後の詰めとして使うが、突破できない盤面を打開することも出来るため、慎重に使う必要がある。


塵芥虫の爆熱弾 2枚

1コストで相手の虫1匹に600ダメージを与える。
アグロ対策の他にも、微妙に足りない火力の補助など、様々な場面で重宝するため2枚採用。



基本的な動かし方

仮想敵への基本的な動かし方は以下になります。

対アグロ

1コストの虫に対しては攻撃で倒さずに塵芥虫の爆熱弾やアリジゴクの蟻地獄やジョロウグモの蜘蛛の巣で止めて縄張りを引かせずに盤面が整うまで耐える。

青の虫が盤面の場合や、エサ貯めをしていない場合は倒す。

盤面がある程度整ったら次は虫の撃破のみを行い、勝ち切れるターンが来たら仕掛ける。


対ワンショット

先殴りしてくるワンショットの場合は対アグロと全く同じ動きをする。

攻撃してこない場合は5コストダイオウから以降6コスト展開や3コスト2体展開で勝ち切れるターンが来たら仕掛ける。

(勝てるターン以外はジョロウグモの蜘蛛の巣以外では基本直接攻撃はせずに弱点を突いてくる蟲のみを倒す。)


対コントロール

相手が虫を出すか5コスト貯まるまでは赤の虫中心に餌場に置いていく。

相手が3エサ目でジョロウグモ出して仕掛けてきた場合はジョロウグモの蜘蛛の巣+爆熱弾で縄張りを引かせずに蜘蛛の巣を張る。

盤面が整ったら6コス展開。

7コス時ヒアリ×2+ジョロウorジゴク展開、基本赤エサが3〜4枚あるのでヒアリが火力600〜800出せて手数と火力の両方で有利が取れるため押し切れる。


動かし方のコツ

エサ埋めに関しては、

対アグロ⇒ジョロウグモ、ヒアリ1枚不要

対ワンショット⇒アリジゴク、ヒアリ1枚不要

対コントロール⇒アリジゴク2枚不要

となるため、対面に合わせて使わない赤の虫を埋めてヒアリを強く使う。

相手が先行の場合やエサ加速をしてきた場合はサバクトビバッタ警戒で最初のエサ埋めは多少プランを歪めることになっても赤の虫を埋めてヒアリで倒せるようにしたり、ミツツボアリでのエサ加速を優先する。



おわりに

私としては蟲神器3弾が出る前にサナギツールボックスの他にもう一つくらい強力なデッキタイプを作っておきたいと思っていたため、満足のいくデッキができたと自負しています。

拙い文章で伝わらなかった点も多いと思いますので、何か質問があればコメントをお願いします。


つい最近蟲神器3弾先行体験会もあったということで、3弾のカードも一部判明してモチベーションが上がっているので、3弾でも強力なデッキタイプを生み出せるように頑張ります。(現状「サナギツールボックス改二」、「モモブトビート」、「青単赤単」などの意味わからんデッキを作る予定?です。)

また、2弾環境も残りわずかですが、まだ新しいデッキが見つかる可能性があるため、皆さんも色んなデッキを試してみましょう!


告知

蟲神器3弾発売後に
グリズリーhisaさん(@_kumasanndayo_)
もんし螂さん(@zekuagesan)
と3人で「デッキビルダー座談会」という企画をヒグラシサーバーで計画しています。

蟲神器デッキビルダーのデッキの組み方を参考に自分だけの最強のデッキを作りましょう!
詳細は後日公開予定です。


最後まで読んでくださりありがとうございました!
次回は蟲神器3弾が出た後に3弾デッキ紹介のnoteを出す予定です。
それではまた次の記事でお会いしましょう!


使用ツール:蟲神器ゲート
(いつもお世話になってます。)

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