365日Duolingoを続けたぞー!ということで効果があったのか振り返り
なんとなんと!三日坊主の私が一年間語学学習を継続できた!これはFreeでFunでEffectiveなDuolingoのおかげ!!
ということで、この一年間Duolingoを使ってみてどうだったの?という正直なところを書いていく〜!!
そもそもDuolingoって?
この記事をクリックしてくれた人には不要かもしれないが、簡単にDuolingoの説明をしておこう。
Duolingoは誰でも無料で使える言語学習アプリ。
世界で5億人以上が登録し、月のアクティブユーザーは3700万人を誇り、言語学習アプリのシェアで60%を占めている。5.3億ドル(日本円で763億円くらい)の売上をあげており、言語学習アプリ界の雄、と言っても差し支えないだろう。
特徴はゲームのように楽しく言語学習ができること。
マスコットキャラクターのDuo(緑のフクロウ)やその仲間たちが出てきて、ポチポチゲーム感覚で触っていると、1セッションが終了。
経験値を貯めることができ、その数でリーグが上がったり下がったり…と、数々の場面でゲーム要素が取り入れられている。
Duolingoの簡単な説明は以上にして、ここからは私の個人的な感想を書いていく!
なんで一年続いたの?
私はひとつのことをコツコツ続けるより、すぐに新しいことに興味が出てきてしまい、熱しやすく冷めやすいタイプ。三日坊主になっていることにも気づかなかったりする。
だから一年続けられたって素晴らしいことだなーと思っていて、その理由を自分なりに考えてみた。
可視化されるから
何より、続けた日数が可視化されるのが良い。
私はスマホのウィジェットでDuolingoを出すように設定している。
どんどん日付が増えていくのは嬉しいし、「この記録を途切れさせるわけにはいかない…!」という気持ちにさせられる。
ちなみに、一度ウィジェットのスクショを撮り続けたことがある。こんなふうにどんどんDuoが溶けていくから、「あぁごめんごめん」ってなるのよね。
通知がくるから
その日Duolingoをやっていないと、プッシュ通知・メールがくる。それも思い出すきっかけになる。
このnoteを書くにあたってDuolingoの人のインタビュー動画をいくつか観たけど、いっぱいABテストをして内容や頻度は決まっているらしい。
通知は普通の言語アプリというより友達から来たみたいなラフなメッセージだから、「あ、やっほー、やらなきゃねー」って感じになる。
日常の中に組み込めたから
何事も続けるには習慣にするのが大事だと思うけど、Duolingoはうまく習慣にすることができた。
平日は通勤時間の最初の15分程度で3〜4言語のレッスンを行うようにし、土日は何かひとつでもやったらOK!という仕組みにした。
習慣に関する本などを読むと、「やる気より仕組み作り」ということが書いてある。「取り組む時間や場所、タイミングを決めておく」というのは習慣化に効果的だそう。まさにDuolingoはそれができた例だと思う。
気楽にできるから
一個前のブロックで「土日は何かひとつでもやればよしとする」と書いたが、こうしてハードルを極限まで下げたことも継続できた理由かもしれない。
土日は基本やる気が出ないし、電車に乗らないこともあるから、「いつやるか」は決めていない。
複数やっているうちの1言語だけやればいい、とすることで「なんかだるいー」って時にも取り組めた。だから習慣化には最低限(やる気も元気も時間もなくても)やれる小さな一歩を決めておくのが大事なのかもしれない。
「ランニングを習慣化したいなら、毎日靴を履くことだけは絶対やると決めるといい」とか言うしね。
(おまけ)一日やり忘れても取り戻せるから
はい、偉そうに「習慣化は〜」とか書いたけど、普通にやり忘れた日がこの一年で二回くらいあった。
その時はgemという謎のDuolingo通貨?で一日やったことにできて、それで首の皮が繋がった。
時差で日付がずれちゃう時とか、スマホが使えない時とか、そういう時は「あぁ私のDuolingoストリークが…」ってめっちゃ気になるのに、なんでもない日に忘れたりするんだよね。
Duolingoさん、私のストリークを守ってくれてありがとう!!!
実際のところ、語学力は上がったの?
語学力が上がったのか?というと、大幅に上がった気はしないけど、維持&地道な向上にはつながっている気がする。
私はイタリア語、スペイン語、ハワイ語の3言語をやっていて、それぞれ自分の言語力が違うから、一つずつ見ていきたいと思う。
中級者:語学力維持に役立つ
まずはイタリア語。私は大学でイタリア語を学んで、1年弱留学したから、一応イタリア語は知っている方。CILSはB2…。
とは言うものの、使う機会もなく、勉強するモチベーションも英語ほどないので、記憶がなくなっていく一方で…。
なのでDuolingoは記憶の維持に使っている感じ。Duolingoには難しい単語が出てこないし(もっと先のレベルにいったら分からないけど)、イタリア語のベースを知っている分気楽にできるから、ちゃちゃっとやるにはちょうどいい。
ということで、中級くらいの言語で、語学力を気楽に維持するにはちょうどいいのがDuolingo。
がっつり勉強したい場合はYouTubeを見るとか、もっと実践的な勉強法のほうが有意義な気がする!
初学者:どんな学び方を好むかによるかも
今年2月にペルーに行くことを決めて、すぐに始めたのがDuolingoのスペイン語コース。
スペイン語の知識はほぼゼロからのスタート。(大学で90分スペイン語を紹介する授業を受けた記憶はあるけど、それくらい)
今は、簡単な文章は分かるようになったかな。
ただ、スペイン語にはイタリア語の知識が活かせて、文法も似た言語なので、「イタリア語でいうとあれだな」とスムーズに理解することができる。
本当に知識ゼロの言語だと、Duolingoで文法を学ぶのはちょっと面倒くさいなーと思う。
Duolingoだと問題を解きながら自分で法則性を見つけなきゃいけないからだ(一応文法解説みたいなパートもあるけど、言語によっては解説が充実していない)。
体系的に文法をさらってから学ぶ方が合っている方であれば、Duolingoだけでゼロから勉強は遠回りな気がする。
個人的にはルールを知った上で学びを進めていきたい方なので(その方が効率的な気がする)、知識ゼロからの言語にも何個か挑戦したけど続かなかった。
逆にとにかく言語に触れて少しずつ分かっていけばいい!という方にはゲーム感覚で学んでいけるのでピッタリかも。
ということで、初学者の方で、効率よく学びたい方には文法は並行して別で学んで、日々のインプットとしてDuolingoを使うのがおすすめ。法則性が分からなくても楽しくできる方にはゼロからDuolingoもいいと思う!
初級〜中級:どんどん知識が増える
わたしのハワイ語レベルは、初級。
なんだけど、一応大学で二回くらいハワイ語講座をとったから、基本的な文法は学んだことがある。
それとフラを習っているからメレ(曲)に頻出の単語は感覚としてインプットされているような状況。
今やっているDuolingoの中で一番難しいのがハワイ語…!
Duolingoの例文は日常に密着したものが多く、フラを習っていてもお目にかからない単語がたくさん出てくる。
たとえばkīʻaha(コップ)、pinepine(しばしば)とか。ちゃんとハワイ語を勉強している人には初級単語なんだろうけど、なかなか覚えられない単語が多くて…。
とはいうものの、メレを聴いていると「あ、これはDuolingoでやったから意味わかる!」みたいなことも多くて、嬉しくなる。
ということで、私が一番Duolingoをおすすめするのは、文法を一通り知っていて、これからいろんな言葉に出会っていきたい初中級者くらいの方!
そのほかにもおすすめの人をこれからまとめるよ。
どんな人におすすめ?
山ほどある言語学習法。
個人的にDuolingoをおすすめするならこんな人かな、というのはこちら。
ゲームが好きな人
隙間時間にサクッと勉強したい人
初級〜中級くらいの人
ある程度学んだ言語をメンテナンスしたい人
ちなみに、1ヶ月前くらいに旦那がDuolingoを始めて英語を勉強しているが、理系の旦那にはめちゃくちゃ合っているみたい。
毎日いっぱいやってて、もう一番上のダイアモンドリーグに行ってた…ゲームも好きだから、あってるのかな。
「Duolingoでやった文章が仕事の会議で出てきた!!」ってめっちゃ嬉しそうにしてた。
一番好きなのは〇〇かも…
ちなみに。
私はDuolingoのイラストが大好き!!!
Duolingoで作ったアバターがものすごく気に入っていて、会社内のチャットのアイコンにしている。おめめがキラキラで、よだれたらしてバカっぽいところが可愛くて可愛くて…。
よく見ると、読み上げの時にキャラたちが口をパクパク合わせて動かしてるのもなんか可愛いんだよなぁ。
ということで、完璧に個人的なDuolingoを一年使った感想でした!
興味のある人は、全部無料で使えるしとりあえずインストールして一回やってみてね〜!