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東京のイベントに森農場の野菜が登場したはなし。

今回『ひらめくカード祭りin東京入谷』というイベントに森農場のじゃがいもを出品させていただきました。


現地に行くことが出来なかったので、当日までの裏側を備忘録として書いてみようと思います。

現在私は『カードカウンセラー養成講座』を受講しています。その講師であるみりわんさんとサポーター(肩書は違うかもしれません💦)のどらさんから、東京でイベントの予定があること、そこでじゃがいもを販売してみないか、とお話をいただいたのが始まりです。

☟みりわんさんのXはこちら
https://x.com/miliwan?s=21&t=ydTHuQpQNOYu3eyACL194w

道外で直販経験のない農場にとって貴重な機会。とてもありがたいお話です。

スケジュールを確認すると子供の行事と重なっていたので、悔しい気持ちはありましたがお断りしました。私は今年、子供を優先すると決めていたので、断ることに迷いはありませんでした。

ところが。

みりわんさんから『私が代理を探すから、じゃがいも送ることはできる?』とのお返事が。

代理販売の発想がなかった私。

『送ることはできるのですが、、、』
子供の行事も出られ、じゃがいも販売もできたらそれは最高。でも、、、

ええ、ここでいつもの逃げ腰ポンコツ嫁の登場ですよ。
(私は行かないけど代わりに売ってねって図々しくないの?💦甘え過ぎじゃない?そもそもそんなによくしてもらう資格も価値も私には無いじゃない💦)

そして『申し訳ないです。今回は参加できませんすみません』と再度お断りしました。

元々『◯◯して欲しい』って人に頼むのが苦手なんです。怖いんです。申し訳ない気持ちが先に立つんです。

そんな私にどらさんからは『申し訳なくないよ』とお返事が来ました。みりわんさんは『森農場の野菜は自信持って出していいものでしょ?買って食べたから分かるよ。色んな人に知ってもらいたくて、旦那さんのために頑張ってきたんでしょ?』と声を掛けて下さいました。

ここまで言ってもらって私は何をぐだぐだしてんだ!ど阿呆!心の中で自分に平手打ち!🖐️

そして代表に話を通し出品を決めました。

決めたのなら私が出来ることを考えてやるしかない。
急遽こどもの発熱で代理〜などではなく事前に準備ができるんですから。

とにかく野菜について詳しくない人も不安なく販売できる情報を。ただ、情報量が多すぎると代理の人も大変だしお客さんはきっと見てくれない。

これまでの直販でよく聞かれたのは『どんな料理で食べたらいいの?』『食べきれない分はどうやって保存したらいい?』。ここに絞ろう。そして今回の出品はじゃがいも3種類。見慣れない品種もあるから3種の違いが分かるようにしてお客さんの“こんなじゃがいもが欲しい”に合ったものを選べるようにしよう。

この辺りをポイントにPOPを作成しました。

POPたち。


今春にリニューアルした農場のフライヤーも、アドバイスを受けて再リニューアルを。

左がbefore、右がafter(本イベントで初お披露目✨)

森農場の販促物は、スタート時からしゃおり先生に依頼しています。森農場らしさが出ていて、お客様からも大好評。急な依頼にも迅速に対応して下さいました。

☟しゃおり先生のX、noteはこちら
https://x.com/shaoillust?s=21&t=ydTHuQpQNOYu3eyACL194w
https://note.com/jibusekanote


こうして代理販売の方を含めての擦り合わせと確認を経て、無事に当日を迎えることが出来ました。

代理販売の方の息子さん😍
POPを素敵に活用して下さっている!


イベントは、1人でできるものではありません。イベントに限らずですが、必ず誰かの協力や支えで成り立っています。

今回のイベントでいえば、臆病な私のお尻を叩き、代理を探し、会場の手配や準備、ホテルとの交渉、出店者集め、告知の作成など裏で動いてくれた方がいたから開催できた。

代理を引き受けてくれた方がいたから出品できて、その方が工夫してくれたから、手に取ってくれる人がいたから完売で終えることが出来た。お客様の心を掴むフライヤーが間違いなく手に取ってくれる人を増やしてくれた。

さらに言うと、後日『じゃがいも買ったよー!』『美味しかったー!』とメッセージを下さった方も沢山いました。

森農場はかつて『野菜なんかやめろ!』と家族から言われていた農場です。ましてや私がイベントや販売で外に出るなんて、、、な環境です。メイクして私服で打ち合わせに出ただけで『遊びに行ってる!』って言われることもあるんです。

なのでお客様からの言葉は『やめずにやってきてよかった』『外に出たのは間違いじゃなかった』の後押しになります。

売れた、色んな方に知ってもらえたという実績は、私が今後販売のために外の世界に出ていくハードルをきっと下げてくれます。

嬉しい。本当にありがとうございます。

でもよかった終わり、ではいけません。私が考えていくのはこれから。たくさんの恩恵をどうやって返していけるか。

これまで、農場や私への応援やサポートが沢山ありました。ちゃんともれなく拾えていただろうか。心の中で感謝はしていても、それが相手に伝わるような言動ができていただろうか。
一つの出来事の背景まで目と気を配れていただろうか。

振り返ると、全然足りてなかった気がします。

自戒しながら、考え続けたいと思います。

読んでくださりありがとうございます。

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