行動量を増やしたければ、仮説思考で見切り発車の精度をあげよう
ファインディでは社内の情報共有としてkibelaを使っています。
そこでは社内のいろんな人々からの発信がなされてます。今回は、その中で自分が書いたもの(で反響があったもの)をnoteにも書いてみようというものです。(もちろん固有名詞とか内部情報に触れるようなものは全部排除して)
行動量を増やしたいと思う人へ
ファインディにジョインしたばかりの頃、とある企画MTGによく出ていました。(多分最初の本格的な仕事だったような)。その際、よく話題に登っていたのが、「まずは、オペレーションをきっちりやりきることが大事。まだそこに行き来ってないように見える」という話。これは1on1をみなさんとしていた時にもちょいちょい聞いた話です。
オペレーションをやりきるというのは、ここでは数をこなす・物量として必要な分ちゃんとやるみたいな話です。
これってやれてる人からすると「なんでやってないの?」くらいに思うのですが、じゃあやれてない人がサボってるのかというとそういうわけでもありません。
ありがちな話としては、行動を起こすのに十分な判断材料がないまたは確度が不十分と感じるというものです。
つまりは行動を起こすに至る準備が出来きらないということです。
じゃあどうやったら早く準備できるようになるのか。
行動が早い≠情報量が多い、情報収集が早い
行動を早くできる人は、取れる情報が多い?
または、経験豊富で知識豊富だから早く判断できる?
そういう場合もあるかもしれません。しかし、案外そうでもない場合が多いです。
行動に起こすまでのハードルを下げれば自然と行動量は増えるが・・・
確度が100%になるまで行動を起こさない人と確度60%ならGOという人がいたら当然後者は行動が早くできます。
ただ流石に確度30%とかでは行動できないですよね。でも得られる情報だけで判断すると確度30%にしかならないから、情報収集するまで行動できない・・・。ということあると思います。
仮説で確度を補う
得られる情報だけでは確度30%だとしても、もう少し引いて俯瞰して考えてみましょう。そうして得られたものを仮説としていくつか立てて、当てはまりが良さそうなものを取り敢えず該当してると仮定して打ち手を考え、実行。
実行後に効果が出れば仮説は正しかったはずとなり、出なければまた仮説出しからやり直し。
そして試行回数が増えれば自然と精度は上がる
こうすることで、たくさんデータを集めたり細かい分析をいっぱいしなくても行動を起こすことができます。
それに仮に効果が出なかったとしても、何もせずに過ごした時と結果はさほど変わらない上に、筋の悪い仮説を潰すことができ、次の行動に対する成功確率は上がるはずです。
それでも失敗するのが怖いという人に
発明王エジソンの言葉を思い出してください
彼は電球や電話など様々な発明をした一方、数えきれない失敗をしました。
そのことについて質問されたときの言葉です
「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。」