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公務員志望の大学生が就活を終了した理由

 まず、話に入る前に今の大学生が抱えている気持ちをわかってくれる人がいたらいいなという気持ちで記事を書いていることを理解していただきたい。その上で、記事を書いていこうと思う。


現状について

 私は25卒の学生であり、公務員志望であったが2024年6月16日(日)の一次試験直前に就活を終了させた。
祖父が県庁の職員であった事から一時は本気で目指していた職種ではあった。6月に入っても筆記試験に向けた対策は進めていたし、自分が生まれ育った故郷で働きたいという思いは凄く強かった。

就活中の思い

 「3年後には転職が前提」「退職代行」「パワハラ」という言葉があるように私の就活開始時のイメージは最低だった。就活開始時にして、働いてみるとイメージが違うのかなみたいなことを常に感じていた。
厳しい世界なのは勿論、イメージ通りの社会でないことも分かっているしその為に就活生は業界研究やインターンシップをする事も分かっている。
 しかし、その世界に飛び込もうという考えには私はならなかった。
職業選択の自由があるとは言え、賃金選択の自由があるわけではない。全員が希望年収通りの雇用形態であるはずでもなく、年収や月給に不満を抱えた上で仕事についているのではないだろうか。賃金が少ない業種を選択している就活生こそ、やりがい等を就活の肝に置いてた人が多いように感じる。

就活終了の決め手

 冒頭に話したように公務員志望であった私が就活終了を決めたのは試験まで5日前を切った日であった。普段通りの朝を迎え、大学の講義に向かう通学の電車内で如何にも憂鬱な朝を迎えているサラリーマンを見て自分の将来と照らし合わせってしまった。勿論、そのサラリーマンのように100%同じ将来を送ると確定した訳ではないがそう感じてしまった以上自分はこうなるかもしれないという危機を感じたことになる。何かを変える必要があると思った。先ほど述べた一件で就活終了を決断するのは早いかもしれないが、”就活中の思い”でも述べたようにまずは不安材料を解消しようと考えた。

就活終了後の展望

公務員試験を前に就活終了を決断した私だが、今現在2つのドキドキが交錯している。
 2つのドキドキとはまず、自分の将来に対するワクワクである。
これから何をしていこうか、どういった人生を歩んでやろうか。自分の行動が直接自分に帰ってくる人生を歩むことになる。
 もうひとつのドキドキは、行動をしなければならないという焦りが混じったドキドキだ。先ほども述べたようにまずは行動が求められ、次に行動の量、そして行動の質が求められる。
そんな2つのドキドキを楽しみながら、自分らしい生活、自分にしかできない生活を送っていきたい。

最後に

 自分の就活終了という選択は決していい選択ができたとは言い切れない。答え合わせはこれからだと思っていて、成果が直接答えになるのかな。同期より厳しい道を選択してしまった気もするがそれも一つの勉強。自分の通ってる大学の講義より大事な学びが失敗も含めて始まった気がします。

さあ、始まったばかりだ。

2024年6月17日(月)


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