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ゲーム開発作業にUXを取り入れた結果!

最初の打ち合わせのとき、ためていたUXの知識をアウトプットするいい機会だと思った。

こんなゲームを作りたい!こんなギミックを取り入れたい!とざっくりした考えがペプシくんにはあったが、どのような工程で形にしていくかは決まっていなかったし、何から手を付ければいいかもわからなかった。

そこでUXデザインを取り入れて、そこから仕様を固めていくのはどうだろうと提案してみた。

あとで聞いた話だが、ペプシくんは、正直どうでもいいけどとりあえず任せてみるか、と思っていたらしい。笑

セオリー通りにUX設計について議論をする。そして共通の認識を持てたところでお互いに納得し、開発の設計に取り掛かる。

UXにはマーケティングなどにも取り入れられているペルソナの設定が必然と行われる。

打ち合わせを重ねていき、仕様検討も中盤に差し掛かってくると、ペプシくんからとても嬉しい言葉をいただいた。それは、

「UX設計を最初にやっておいてよかった。自分は結構暴走してしまうので、ユーザ目線に立つことでブレーキをかけることができた。」

というものだった。

UXは各部署間で共通の認識を持つことで初めて効果を発揮する。

このゲームをペルソナがプレイすることで、どのようなストーリーを辿り、何を感じるのか。それを共有できていたことで、ひとつのアイデアに対して自分たちが好きか嫌いかではなく、ユーザが満足して楽しめるかどうかを判断の基準にすることができた。

実際にリリースしてユーザの反応がわかるまでUXのリデザインは続くが、現状、制作過程でその効果を確認できたことをとても嬉しく思うし、一層中身を伴った提案ができるように最後まで精進して協力していきたい。そんな今日この頃。

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