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【PONGLISH! #003】ピーマン?パプリカ?英語での呼び方が面白い!🤔 / 英語×レシピ編

Hello Japan from Australia!
ケアンズからお送りしています、ゆずぽんの「学び直し英会話フレーズ100!」
今回は「英語×レシピ編」として、料理本やレシピで使われる英語表現をご紹介していきます。私が料理に興味を持ったのではありません。
「英語学習は好きなことから!」をモットーに、英語の個別コーチングをしているのですが、生徒さんの一人がレシピ本に取り組んでいたため、なんちゃってコラボとして始めたのがこのRecipe Editionです。

『塾講師10年の知識』と『現地での実体験』を組み合わせ、お料理の即戦力になるフレーズをお届けしますので、お楽しみに!
Let's enjoy Ponglish!


【Review】

昨日は"stuffed peppers"を学びましたね。
ピーマンの肉詰めは"stuffed peppers with meat"と表現して、中身は"with"で説明するんでした。

さて、今日はこの"pepper"について、もっと深く見ていきましょう!

【Today's Phrase】

"bell peppers"
ピーマンやパプリカの総称

実は英語圏では、ピーマンもパプリカも区別なく"bell peppers"と呼ぶことが多いんです。実際、オーストラリアでは信号機のように、緑・黄色・赤と3色の"bell peppers"がセットで売られていたりします。

でも流石に全部一緒くたはわかりにくいので、色で区別した呼び方もありますよ

  • green bell peppers(ピーマン)

  • red/yellow/orange bell peppers(パプリカ)

日本ではあまりみないかもしれませんが、こちらにはオレンジのパプリカもあります。 

次に、お料理場面での使い方を見てみましょう!

A: "Which color bell pepper should I buy?"
B: "The green ones are more bitter than the red ones."
A: どの色のピーマンを買えばいい?
B: 緑の方が赤いのより苦みが強いよ

実際のレシピより:
"You can use any color of bell peppers for this recipe."
このレシピには、どの色のピーマンを使ってもOKです

日本語にするとちょっと変ですね🤣
いや、ピーマンは緑しかないじゃん!って思っちゃいそう。

【Aha! Moments】

今回は、pepperについて色々とお話ししていきます。

「ペッパー」と聞いて、日本人の多くは「コショウ」や「唐辛子」を思い浮かべるかもしれません。
最近では、ソフトバンクの人型ロボット「ペッパーくん」を思い浮かべる人もいるかも?
実はこのロボットの名前、明るく元気なホットな性格から"pepper"(ピリッとした、元気な)という形容詞に由来しているんです!思ったよりちゃんと英語から来てた…でも性格は全然ピリッとしてませんよね、まだ。

さて、料理の世界での"pepper"は実は大きな仲間がいます:

  • black pepper(コショウ)

  • chili pepper(唐辛子)

  • bell pepper(ピーマン/パプリカ)

地域による呼び方の違いも面白いんです:

  • アメリカ・イギリス:主に"bell pepper"

  • オーストラリア・ニュージーランド:主に"capsicum"

  • カナダ:両方使う傾向

特に興味深いのが、オーストラリアでよく使われる"capsicum"という呼び方。 ...そう、この"capsicum"って単語、どこかで見たことありませんか? そう、"capsaicin"(カプサイシン)です! 辛み成分の「カプサイシン」は、この野菜の仲間の名前"capsicum"から来ているんですね。 ちなみにbell pepperは辛くないので、"sweet pepper"とも呼ばれます。

じゃあなぜ、日本では「ピーマン」というあんまり関係のなさそうな名前になったのか。

語源が英語じゃないからです。

面白いことに、日本語の「ピーマン」は実はフランス語の"piment"(香辛料、唐辛子の意味)から来ているんです! ですが、英語圏で"piman"や"piment"と言っても通じません。

しかも、「ピーマン」と言おうとすると...
「pee man」(おしっこする人?!)と聞こえかねません😅
そうならないためにも、英語圏では必ず"bell pepper"を使いましょう!
もし"piman(仏)"と言ってしまうと、"pimento"(ピメント:別の種類の赤い小さなペッパー)と間違われるか、もっと困った誤解を招くかもしれません。

なぜ日本では緑のbell pepperだけが「ピーマン」と呼ばれ、赤や黄色は「パプリカ」と呼ばれるようになったのでしょう?
実は1960年代に、苦みの強い緑のbell pepperが「ピーマン」として日本に入ってきました。その後、品種改良で甘みの強い赤や黄色のbell pepperが登場した時、差別化のために「パプリカ」(ハンガリー語由来)という名前が付けられたんです!

なんでもかんでも外来語を十把一絡げにカタカナで書くからこんなことに〜😫!!!

つまり:

  • 英語圏:色の違いだけで、同じ野菜の仲間"bell peppers"

  • 日本:味と歴史的背景で、「ピーマン」と「パプリカ」を区別(言語入り乱れしっちゃかめっちゃか)

だから、英語で注文する時は必ず"bell peppers"を使って、色で区別するのがポイントです!

【Let's Try!】

では、練習問題にチャレンジしてみましょう!

①八百屋で赤パプリカを注文
"I'd like (     ) (     ) (     ), please."

②A: What kind of peppers do you like?
 B: "I prefer (    ) to (    ) ones."
 A:どんなピーマンが好き?
 B:より赤い方が好きかな

③料理の説明(ピーマンの肉詰めのレシピで)
 "You can use any color (    ) (    ) for stuffed peppers."

ヒント:色は形容詞として前に付けましょう!

【Answer】

おつかれさまでした!それでは、解答例を見てみましょう。

①"I'd like red bell peppers, please."
色を指定する時は、bellの前に色を付けます。

②A: What kind of peppers do you like?
 B: "I prefer red to green ones."
比較の時は、peppersと毎回言わず、"ones"を使って色の違いだけを表現できます。
日本人が「緑の"やつ"より赤い"の"が好き」などのようにいうのと同じです。

③"You can use any color bell peppers for stuffed peppers."
レシピでは、選択肢があることを示すために"any color"とよく使われます。

今日学んだ表現を使えば、和食のピーマンの料理も英語で説明できますね。
「ピーマンの肉詰め」は"stuffed green bell peppers"、
「ピーマンの炒め物」は"stir-fried bell peppers"といった具合です!

実際に料理を作りながら使ってみてください!

💡 "pepper"が入った料理名や、世界各地での呼び方の違いなど、ご存知でしたら、コメント欄で教えてください!
"bell pepper" "capsicum" 以外にも面白い呼び方があるかもしれませんね😊
みなさんの「へぇ!」が増えると嬉しいです😊

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📝 料理×英語学習の素敵なコンテンツ

このシリーズは、実は私の英語コーチングの生徒さんが投稿している「Today's learning」から着想を得ています。
@iamsasanqua さんのインスタグラムアカウントでは、日々の料理から学ぶ英語表現を素敵な写真と共に紹介されています。
ぜひチェックしてみてください👩‍🍳✨

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Today's lesson is over. Let me pepper you with more English phrases tomorrow! Thank you for reading!

Have a happy day with Ponglish٩( ᐛ )و

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