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違和感は当たる

紅麹サプリの話題でニュースは不安を煽っている。
『もっと早く情報開示すべきだった』
『製薬会社のせいだ』
本当に?
だって誰もサプリ飲んでくださいってお願いしてないよ。
たしかに悪い部分もあるけれど
サプリは処方されたわけじゃないよ。買ったんだよね。
消費者は選ぶ権利があるんだから


なんでそう思ったのか。
過去、うちの旦那様は持病の心臓病もあり、貧血気味で鉄剤を飲んでいた。大きな薬局ではすぐに用意してもらえるのだがたまたま薬剤不足でジェネリックの薬を処方された。
薬剤師は『成分は一緒』と言った。

次の日、目覚めると
主人の顔はひどく浮腫んでいて瞼もパンパンだった。
『おかしくない?』
そう言ったが、昨日塩分とりすぎた?と
次の日も明らかに顔が浮腫んでいてふたりとも違和感があり薬剤師に相談。
しかし『そんな事例はない』とハッキリ言われた。

ただ、不安だったため早急に薬を元の製品にしてもらった。
薬を戻した翌日、顔は浮腫まなかった。


少し経ち、薬剤師から
『あの薬の副作用として浮腫という事例があがってきました』と謝るでもなく普通に言われた。

あの日、血がカッと脳に昇って
拳が出そうだったことを今も覚えている。
『だから言ったじゃん!』と

本人や家族にとっては命がけ。
薬剤師にとっては事例であって痛くも痒くもないの。

人体実験なんだ、と。
それが製薬会社、薬剤師なんだ。
血の気が引いた。


サプリが原因かどうかは調査中だからなんとも言えないけれど。
選び取って買うことができる。
飲まないという選択肢もできる。

処方された内服薬はそうはいかない。
病院の度に上がり下がりする数値に怯え、増える薬を泣きながら飲む日々。
それをなだめる日々。

サプリを飲んだ人たちもコレステロール値を下げたかったんだよね。
信じたんだよね。

でもあなたの違和感は正しい。
だから少しでもダルいなぁとか、変だなと思ったらサプリだって何だって口から入るものはやめたほうがいい。


私達はその後、病状の関係もあり在宅医療となった。
その時についてくださった薬剤師さんはいつも言ってくれた
『不安なこと、違和感はすぐ伝えてくださいね』と『僕たちは聞くことしかできませんが他の人の不安解消にもつながる意見ですから』

声をあげましょう。
誰のせい、ではなく。

『わたしはこう感じた』と。

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