ぼくは人間として生きることを辞めました。

こんにちは。
書きたいことは色々とあったはずなのに、いざ書いてみようと思ったら、わからなくなってしまったぽんです。
仕方がないから、今日は自己紹介となんで始めようと思ったかを書いてみようと思います。

ぼくは人間として生きることをやめた狸です。
人間として生まれたぼくは当たり前のように幼稚園に行き、小学校に行き、大学にも行き、社会人になりました。

しかし社会はなかなか厳しかった。
言葉があまり理解できていないのに仕事ができるふりをして、気が利かないのに気が利く人のふりをして、意見が全くないのに意見のあるふりをして、、あまりにもふりをする時間が長すぎたのか、ある時化けることができなくなりました。

恥ずかしさと悔しさからぼくはバレないようにその場から姿を消し、離れた土地で今後どうやって生きていくか考えることにしました。

ぼくの生きている世界は人間でないと生きていけない。だからぼくも人間らしく生きていかないといけないのだと強く信じていました。
しかし、ぼくは化けることができなくなった。
そこで過去を振り返ってみました。

ぼくが化けずにいられた時ってどんな時だっただろう。
家族と一緒にいる時。
友達のぴーちゃんとぬいぐるみ遊びをしていた時。
大学の研究室で仲良くなったみんなといる時…。

そうか。ぼくにもそのまんまの姿でいられる時があったんだ。

そう気付いてから、ぼくは化けることを辞めました。

そうはいっても中々癖は抜けず、不安から尻尾を隠してしまう時があります。
それでも、不安をぐっと堪えて、ありのままでいるようにしていたら、そんなぼくを面白がってくれる人間たちに出会えました。
そんなこんなで、なんとかぼくはぼくのままこの世界を生きています。
これは、そんな狸のnoteです。

こんなぼくがなんでnoteを書いてみようと思ったのか。
それは、ぼくの1番好きな人が、人間社会に馴染めずに苦しんでいる姿をただ見ているのが辛くなってしまったからです。

ぼくはいちぬけぴーと言って、人間である事を辞めたけれど、ぼくの大好きなあの人は、まだにーぬけぴーができないようだから、なんとかしてあげたいと思ってしまうのです。

でもね、こんなぼくがぼくの大好きなあの人に出来ることなんて何もないのです。
それが辛くて悲しいから、ぼくはぼくのためにそんな気持ちを吐き出す場を作ることにしました。

きっかけはそんな感じだけど、関係ないことも思い付いたら書いてみようと思います。
ここはぼくがぼくのまんまでいる練習をする場でもあるから。

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