就職活動でPTSDになった(かも)という話②
前回は面接で怒られたところまで書きました。
10分ほどで面接は終了となり、とりあえず友達に面接が強制終了となったことを報告。その日の夜にご飯に行くことになりました。
最寄駅の居酒屋である種のネタとして面接で起きたことを話していたように思います。何が起きたのかよく分かっていないまだ混乱しているような状態ということや人に弱っているところを見せたくないという余計なプライドの高さが影響していたのかなと思います。多分そこまで深刻な気持ちになっているのは伝わってなかったと思います。
そしてそこから明らかに就職活動をする時間が減ってしまいました。今まで就職活動というものに対するネガティブな気持ちが積もっていたのものが、あの面接であふれ出てしまった、ぎりぎりのところで耐えていた心が完全に断ち切られてしまったのだと思います。
それでもこのままではいけない、就職活動をしないといけない、という考えることは頻繁にあったんですが、心がどうしてもそれを拒絶してしまう。ネガティブな気持ちに心が支配されているような、沼の中に引きずり込まれ、もがいても抜け出せない、それならばもう諦めてしまおう。結果、大学の必修であったゼミの単位を落とし、留年(5回生)が確定することになりました。
当時一人暮らしをしていたのですが、夏休み明けくらいから実家に帰り、そこでとりあえず休学という形で自分の心がマシになるのを待つことになりました。
その時は自分の人生はもう終わったと思っていました。就職活動や卒業論文といったみんなが当たり前のようにこなしていくことを出来ない自分を受け入れてあげることが出来なくて、拒絶し続けていたのだと思います。基本ずっと布団にいたと思います。
12月になって、親の勧めで精神科に行くことになりました。その時の気持ちとしては「このネガティブで無気力な気持ちが病気ならばいいなぁ」なんて思ってました。何もしない、何もする気のない自分も病気ならばしょうがないよね、と肯定できるんじゃないか、現在地が分かれば目指す方向も見えてくるんじゃないか、という感じでした。
精神科の先生にこれまでの経緯を話しました。すると「しょう君はちゃんと話せているから問題ないよ」「しょう君は自分で自分を追い込むとしんどくなるタイプだからあんまり追い込み過ぎないよう」といったことを言われたように思います。10分ほどで診療は終わりました。
あまりにもあっさり終わったので拍子抜けしました。精神病の方はもっとストレスのかかった状態なんだろうなというのは思いました。あと、私の場合は食事や睡眠も問題なく取れていたことも大きかったと思います。本当に苦しんでいる方は眠ることが出来なかったり、食欲がなくなってしまうということも聞きますもんね…。
ということで、病気じゃないなら自分の問題か、となりそこから少しずつ前向きに動くようになっていきます。はじめは、メンタリストのDaiGoさんにハマり、メンタルにいい習慣というものをどんどんと取り入れていきました。寝る前にスマホ触るのを控えたり、朝太陽を浴びるためにも散歩しに行ったり、ジャンクフードを控えるようにしたり、お金のかからないものを優先して取り組んでいたように思います。
大学も4月から復学。卒業論文をなんとか書いて無事卒業出来ました。ただ中身はスカスカで「これは論文ではなくて出来の悪いレポートだ」といわれてしまいましたが…(笑)
で、問題の就職活動なんですが、これがやっぱり上手くいかずで今に至ります。
続きはまた来週に書こうと思います。
皆さんの人生がより良いものとなる事を祈ります。