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行運-占いらしく書く 1

断片的な知識をばらまいてもと思いつつ、いつかまとめるつもりだということをお断りしつつ書きます。なので、もう知識というより散文だと思って下さいませ。

行運というのは毎日、1週間、1ヶ月、あるいは今年の運勢などといったものを書く占い原稿です。運気がどういう状態で、自分はどう行動したらいいのかをサジェスチョンするようなものが理想ですが、なかなかうまくはいきません。下記の4つに注意して書いてみるといいかと思います。

1.読んだ人が「これ当たり前じゃん」と思う内容を避ける
2.ユーザーに「私はこんなことしない」と感じるフレーズを入れない
3.「~すれば」「~すると」といった書き方の時は細心の注意を払う
4.アドバイスとしてできるだけ行動を促すように書く

実際に例をあげてみましょう。
1.読んだ人が「これ当たり前じゃん」と思う内容を避ける
例1 NGな書き方
健康運が上昇しつつあります。ジムに通ったり、ウォーキングを始めたりすれば、体力アップにつながるはず。

太字の部分、単純に一般的な現象を当たり前と思われるような書き方で表現してしまっていますよね。

これを行運になるように書くとこうなります。

健康運が上昇しつつあります。以前からジムに通ったり、ウォーキングを始めたいと思っていた人は、今日から始めるのもいいでしょう。

これで行運らしくなります。ハズレ感も軽減されます。最初の「健康運が上昇しつつあります。」という占断の後、それについて「単にこうすればああなる」と当たり前のことを書かないようにしたいものです。

つづく


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原 ふゆこ
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