混乱、それは私の墓碑銘

　心理カウンセラーの認定をとるために通っている授業で「まあ冗談なんですけど」「それでも半分は真実ですが」「いや聞かなかったことにしてください」などと、講義内容にチョイチョイはさんでくる先生にあたって、言葉に翻弄されやすい傾向の私は、それまで聞いていた授業の内容がリセットされそうになり、たまらなく不安になる。
　普通の人にはなんともない言葉でも、聞き流せない自分にとってはとても大変だ。どれを信じていいのか混乱してしまう。キングクリムゾンの歌ではないが、混乱を墓碑銘とする脳にとってそれは危険な兆候。
　道内のかなり大きな医療大学で教鞭を執る先生だから、アウトサイダーを気取っているのかもしれない。しかし大学の先生だけでなく、弁護士、精神科医、といった現場で働く人の講義もあるなかでなかなかの個性だ。
　夫に「そういうのやめてください」と先生に言いたいと言うと「やめなさい」と百害あって一利無しとの返事。ですよね、あなたも大学で講義するときにそんな生徒いたらやりにくいでしょうし、、、、。まだ一度の講義ぐらいでいろいろ考えるのはいけないかも。
　そういう普通の人ができることをできるようになるために通っているのだと思うことにして、とりあえず前に進もうっと。(*´Д｀*)