☆息子の事とパニック発作⑦幼稚園時代〜年長さん
さて、なんだかんだで、ついに年長さん。
相変わらず、準備も遅く帰りの支度が
間に合わずな息子ですが、
年長さんの先生はベテランだけどとても
気さくな感じで息子も楽しくのびのび
やっておりました。
春から夏にかけては、パニック発作はほとんど起こさず毎日、
大好きな虫取り、
トカゲ取り、ザリガニ釣りに大忙しでした。
夏休みは、雨の日以外は毎日虫取りの日々。
朝起きた瞬間に「今日はどこ公園にいく？」
とあの発作の日々がうその様。
そう、そして、引越してから、なんと近所に新しくできたばかりの小児科があってそこが、
奇跡的に発達外来をやっている。
しかも、先生もめちゃくちゃ素敵な方で、
今まで悩んでいた発達の事や、
パニック発作の事など、
本当に寄り添ってお話をきいていただけて、
こんな近くに、こんなに素晴らしい小児科が。
私は住むところでハズレを引いたことが
ない！と言い切れるくらい、
住居運がいいのですが、
今回もまさに引きの良さが出ました。
近所の子ども達の評判も良く
「あそこは注射が痛くないんだよ」
っておしえてくれました。
いままで、どこに相談してもあいまいな感じで
お決まりの「様子を見ましょう」しか
頂けなかったのに、
専門医はやはり違う。
身近にこんなに相談できる所があるだけで、
本当に心強い最強のアイテムゲットです。
と、まあここまで順調なのですが、、、
やっぱり、まだ終わらないのが我が息子。
夏が終わり、だんだんと過ごしやすい
季節になってきました。
。。。。。
なんと、また去年と同じ10月
ハロウィンの頃、ついに始まりました。
パニック発作再発！
夏の間、あまりにも調子が良くてこのまま、
おさまるかななんて
淡い期待をしていましたが、
そう甘くはなかった。
やはりトンネルは抜けていなかった。
また始まる、パニック発作との生活。
子どもが苦しんでいる姿は、
本当にかわいそうで、
でもどうしてあげる事も出来ず、
ただ日々どうにかパニックを
起こさないようと願う事しかできなった。
でも、あまりに毎日のように、
「こわい、こわい」と暴れる息子に
イライラしてしまう事もあって、
そんな自分が本当に親失格だなと
自己嫌悪に陥る日も少なくありませんでした。
誰かにこんな事、相談しても、
経験したことないと誰もアドバイスなんて
できないし、大変だねと言うしか
できないのは私もわかる。
だから、身近な人にもあまり深くは
話せなかった。
（私のネガティブ要素）
「うちの子、ちょっとブランコ怖くて、、、」
くらいにしか言えないし、
そんな事言われた相手も
「ブランコ怖いってどういうこと？」
ってなるよね
まぁ、とにかく旦那にも、
ほぼほぼワンオペで相談する時間も
あまりなく、
経過報告くらいしができなかった。
あぁ結構この頃から、大変だったんだな、
振り返って思い出す。
この後、もっともっとすごいことになるから、
忘れてたけどこの頃も色々あったな。
人間って忘れる生き物って本当だと思う。
だから、幸せに生きられるのかも。