初めてのライカ
ライカを買った。
M型は元よりD-LUXも高くて手が出ないので、買い求めたのはバルナックライカ。タイプはIIIa。1938年製。自分よりも大先輩。
バルナックライカにした理由は、金額の問題もあるが、積極的な理由としてはこの3点。
①コンパクトさ
②1930年代のカメラがいまだに現役で使えていることの驚き
③デザインの美しさ
そして、数あるバルナックライカの中で、バルナックの最終形と言われるIIIfにしなかったのは、このIIIaまでは軍艦部分が職人の手による板金加工で作られているいわゆる「板金ライカ」だったから。本当に職人さんがトンテンカンと作ったのがどうかは定かでないが、それが本当だったら買わない手はない。
実際、手にとってみた感想は、
・サイズがコンパクトでかわいい、そして美しい
・重すぎず軽すぎない心地よい重量感
・軍艦部の得も言われぬメカメカしいデザイン
レンズはLeica Summar 5cm F2
これを選んだ深い理由は無くて、程度が良さそうだったから。
さてさて、どんな写真が撮れるか。その前に手間がかかりそうな撮影そのものが楽しめるかどうか。まずはこの週末に試しに撮影してみることにする。
ブログを書きながら「あ、そうだ!」と気がついて、
最近購入したカメラを並べてみた。
GRⅢ
KONICA C35
バルナックライカ IIIa みんなコンパクト
ますますSONY α7iiの出番が無くなりそう。
写真撮影が好きなのか、カメラが好きなのかという記事をよく見かけるが、私は写真撮影好き派だと思っていた。しかし、このバルナックライカを手にした瞬間、どうやら、カメラ、いやライカという精密機器(ある意味工芸品)が好きになったんだと思う。