読書
時間がない。
そう嘆く人たちは多い。時間は平等だ。誰にでも同じ速度で流れる。
人生100年時代と言われる現代では、今までよりもさらに多くの時間が私たちに与えられている。
それでも時間が足りないのである。
もし何人もの人生を経験できたら。そう考えたことはないだろうか。
自分という人間だけでなく、他の人間の人生も経験できたら楽しそうだ。
猫の手も借りたいという諺があるように、猫であっても手が借りたいほどなので、他の人の手を借りれるとなると、人生は大きく変わるだろう。
だか現実問題、人の人生を生きることはできない。人生は誰にでも平等で1つだ。
しかし人の人生を経験する方法がある。それは「読書」である。
間接体験にはなるが、人が経験したこと、考えたことを追体験できる。しかもたったの3時間やそこらでである。
これほど有効なことがあるだろうか。誰かの数十年の人生を3時間で経験できる。それを積み重ねれば、何十人、何百人もの人生を経験できるのである。
読書は素晴らしい。
色んな人の人生を経験して、自分らしく輝いて生きていきたいものだ。